ごみ集積所のカラスの被害
Q集積所のごみがカラスに荒らされます。カラスの駆除など、市で何とかしてほしいです
Aカラスの駆除について
カラスを含むすべての野生鳥獣は、鳥獣保護管理法により許可なく駆除・捕獲することが禁じられています。狩猟鳥獣・有害鳥獣に該当する場合はこの限りではありませんが、この場合も一定の条件が定められており、また都道府県知事の許可が必要です。
Aごみ集積所の維持管理について
ごみ集積所は、利用する方々で管理することとなっています。利用する皆さんがお互いにルールを守って気持ちよく使えるよう協力しあってください。
カラスが集まる最大の原因は、 ごみの出し方にあります。「ごみを出す日を守る」「ごみを出す時間を守る」などの対応により、被害を減らすことが可能です。まずは、ルールを守ってごみを出しているか確認してください。守られていない場合は、回覧等利用して皆さんに周知しましょう。
それでも被害が減らない場合は、カラスネットなどの利用を検討しましょう。
カラス除け(飛散防止)ネットの使用について
市では、希望する団体にカラスよけネットの貸し出しをしています。
このネットは、周囲にロープ状の重りがついたもので、カラスによる可燃ごみの散乱を防ぐだけでなく、「容器包装その他プラスチック」の風による飛散防止にもご利用いただけます。
また、既にネットを使用しているが被害が減らない場合、適正に使用されていないことが多く見受けられます。次のことを確認してください。
- ネットの上にごみを置いていませんか。
- ネットに隙間は空いていませんか。(ネットを塀などに括り付けて使用しているケースによく見られる事例です。)
- ネットからごみがはみ出していませんか。
※北海道帯広市が開発した「おびひろタイプカラスよけサークル」を製作して、カラスよけネットとともに使用してみませんか。→「天王台南地区地域会議の取り組み」
カラスよけサークルについて
カラスよけサークルは、100円ショップなどで安価に材料を揃えることができます。ワイヤーネットやワイヤーパネルと呼ばれるものを必要な毎数結束バンドで止めて使用します。折りたたむことができるので保管に場所をとりません。持ち運びもでき、空間も有効に活用できます。
飛散防止ネットを使用(ごみがネットからはみ出ている)
カラス対策用のサークル使用後(ごみがきちんと覆われている)
生ごみ処理容器等購入補助金
被害防止には、餌になる生ごみの減量が一番有効です。生ごみ処理容器などを利用し、生ごみを出さない工夫をお願いします。市では、生ごみ処理容器機の購入者に対して補助金を交付しています。→「生ごみ処理容器等購入補助金交付制度」