我孫子市移動等円滑化基本構想

登録日：2015年7月1日

更新日：2024年3月28日

「我孫子市移動等円滑化基本構想」を策定（平成20年4月）

我孫子市移動等円滑化基本構想（案）の作成報告を受ける星野市長

我孫子市では、高齢化が急速に進む中、高齢者や障害者を含む誰もが、日常生活及び社会生活が円滑におくれるようにするため、移動や施設の利用を、安心かつ安全におこなえるようにしていくことが重要となっています。
市は、平成18年12月に施行された「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」（バリアフリー新法）に基づき、誰もが移動等を円滑にできるように、我孫子市移動等円滑化基本構想策定協議会を設置し、重点的にバリアフリー化を図る地区を定めて計画的に整備を進めるための基本構想の策定作業を進めてきました。
平成20年3月27日に策定協議会藤井敬宏委員長（日本大学理工学部教授）より我孫子市移動等円滑化基本構想（案）の作成報告を受け、平成20年4月16日に基本構想を市で決定しました。

「我孫子市移動等円滑化基本構想」の一部改正を行いました（令和5年3月）

平成20年4月以降、「我孫子市移動等円滑化基本構想」に基づき、高齢者や障害者をはじめ、誰もが安心して外出できるまちづくりのため、市民をはじめ公共交通事業者、道路管理者、公安委員会など関係機関との連携を図りながら、駅や道路・建築物などのバリアフリー整備を進めてきたところです。
その後、令和2年にバリアフリー法が刷新され、同法により全ての市町村は、国が定める基本方針に基づき、旅客施設を中心とする地区や、高齢者、障害者等が利用する施設が集まった地区について、移動等円滑化の促進に関する方針（移動等円滑化促進方針）又は移動等円滑化に係る事業の重点的かつ一体的な推進に関する基本的な構想（基本構想）を作成することが努力義務化されました。
本市では、バリアフリー法改正に合わせ、より本市の実態に即した形で、面的・一体的なバリアフリー化を推進し、誰もが暮らしやすいまちづくりを進めることを目的として、平成20年に策定した「我孫子市移動等円滑化基本構想」を一部改正することとしました。
今回の一部改正では、令和3年度に障害者等を対象に実施した実態調査の結果に基づき、今後進めるべきバリアフリー対策として、鉄道駅ホームドア設置の要望が多かったことを踏まえ、障害者等を含めた駅利用者の安全確保の観点から、「我孫子市移動等円滑化基本構想」の一部改正を行い、鉄道駅ホームドアの整備について位置づけることとしました。