市長室から
我孫子市長 星野 順一郎
市長からのメッセージ
我孫子市は、昭和45(1970)年7月に千葉県で22番目の市として誕生し、手賀沼と利根川に囲まれた自然豊かな住宅都市として発展してきました。古くから「白樺派」をはじめとする多くの文人を惹きつけてきた風光明媚な手賀沼は、今も憩いの場、アクティビティの場として多くの人々に親しまれています。そして、手賀沼の周辺には、文人たちの旧居や執筆作品が残り、我孫子市の大切な文化遺産となっています。
さらに令和5年は、布佐小・我孫子第一小、令和6年には湖北小が創立150周年を迎えます。それぞれの学校には、岡田武松博士、秋谷七郎博士、血脇守之助先生、中野治房先生など、各分野の先駆者となり時代を率いて今の日本を作った方々が卒業生として、名前が残されています。
長い歴史の中で、こうした先人たち、先輩たちが残した地域の歴史や伝統、文化を誇りに思い、教育にかける熱い思いを次の世代に紡ぎながら、大切な財産を残すことができるよう努めてまいります。
現在、我孫子市は人口減少、少子高齢化、公共施設の老朽化など多くの課題を抱えています。厳しい財政状況は続きますが、5期目となる今期は、これまで以上に、市政ふれあい懇談会や子ども議会などを生かして、皆様との対話を大切にし、今後も安心して住み続けられるまちづくりを進めてまいります。
「選ばれる魅力あるまち」を目指して、引き続き全力で取り組んでまいりますので、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
令和5(2023)年1月25日
我孫子市長 星野 順一郎