短期的な水害対策
道路排水施設での対策
ある程度の排水能力はあるものの、排水を幹線などに取り込めないために道路冠水などが発生している以下のような箇所について、対策を行います。
- 既設の幹線排水路や道路排水施設のうち土砂の堆積や地盤沈下等により通水能力が低下している箇所において、浚渫や清掃、維持修繕を行います。
- 経年劣化や構造により道路の排水が不良となっている個所については、道路勾配の補修やU字溝・グレーチング蓋への取り換えを行います。
- 地形により、一か所に集中し冠水しやすい箇所について、上流部において幹線排水路に取り込むため道路排水施設経路の見直しを進めていきます。
施工前(冠水被害有)
施工後(冠水被害減)
暫定施設による対策
中長期的な事業である雨水幹線の整備は長い年月を必要とするため、暫定的に排水ポンプや調整池などの施設を設置し、完成までの間、未整備区間の水害軽減を図ります。
暫定調整池(布佐地区)