我孫子市の水害対策の概要
我孫子市の水害対策について
水害対策は、昭和56年の台風24号により我孫子北部地区を中心に床上・床下浸水606戸が発生したことを受け、昭和57年度に「北部地区雨水排水基本計画」を策定し、5年確率降雨により本格的な整備を始めました。
整備内容は、北部地区を中心に約635ヘクタールを「つくし野川流域」「久寺家流域」「天王台流域」の3流域に分け、幹線排水路の改修や金谷樋管の築造を行いました。現在までの進捗は、つくし野川流域や久寺家流域は、幹線排水路が竣工していますが、天王台流域については全長2.4キロメートルの約半分に留まっています。
また、近年の突発的で局所的な計画を上回る集中豪雨(平成19年6月10日の83.5ミリメートル毎時間、平成20年8月30日の104.5ミリメートル毎時間)が発生し、久寺家一丁目や我孫子四丁目などにおいては床上・床下浸水被害が多数発生しており対策が求められています。
このため、下水道計画5年確率降雨(時間50ミリメートル対応)を目標に対策の優先順位を設定し、効率的・効果的な対策を進めています。
水害対策を必要とする箇所については、根本的な対策(排水ポンプ場の築造や幹線の整備等)が竣工するまでには、多額の予算と長い年月を要するため、竣工するまでに要する期間を勘案し、短期的と中長期的な2つの対策により進めていくこととしています。
我孫子市の水害対策の概要パンフレット
我孫子市の水害対策の概要について、パンフレットを作成しています。
令和6年度のパンフレットは下のファイルからご覧いただけます。
令和6年度 我孫子市の浸水対策の概要(PDF:1,866KB)
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