我孫子産野菜を給食に!~地産地消の取組紹介~
我孫子産野菜の日
我孫子市では、学校毎に月に2回、我孫子の野菜を給食に使用する「我孫子産野菜の日」を設定しています。市民・農家・学校・市が協力しあい給食の地産地消を推進しており、千葉県内でも特徴的な取り組みです。ここでは、畑の野菜が学校に届くまでに携わる方々をご紹介します。
地元農家(市内約30から40軒の農家)
我孫子市は年間通して様々な野菜が栽培されており、少量多品目栽培の野菜農家が多いのが特徴です。
令和4年度は年間で約12トンの野菜が給食に供給されました。また、お米は全て我孫子市産コシヒカリを提供しています。
学校(児童も一緒にPR!)
我孫子市は各学校に栄養士がおり、全校自公校式で給食を提供しています。
我孫子産野菜の日は学校毎に栄養士が考えた「旬な地元野菜を使用した給食」を子供たちが食べられる仕組みです。
児童たちが我孫子産野菜の日に使用された野菜や農家のPRを行っている学校もあります。
学校給食コーディネーター(農家と学校を繋ぐパイプ役)
学校の栄養士が欲しい「我孫子産野菜」を探し出すのが仕事です。
農家からの提案を受けて、栄養士にオススメ野菜を紹介することもあります!
現在は、あびこ農産物直売所あびこんがコーディネーターを配置し、あびこんの出荷農家が給食に農産物を供給しています。
令和5年度はコーディネーターを通じて、市内16校に定期納品をしています。
学校給食搬送ボランティア
学校給食コーディネーターが集めた野菜を学校に搬送するボランティアです。
早朝の納品に向けて、朝早くから活動されています。
あびこ農産物直売所あびこんから各学校まで軽トラックに載せて搬送しています。
※あびこ型「地産地消」推進協議会の事業です
我孫子産野菜の事業モデルについて事例紹介をしてきました!
令和5年度ちば食育推進大会(千葉県主催)で給食への我孫子産野菜供給事例を紹介しました!
学校給食コーディネーターや搬送ボランティアなど様々な関係者が協力している先進事例として、
今までの経緯や工夫などを紹介し、参加者からは多くの質問があげられました。