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旧村川別荘とは

登録日:2017年1月11日

更新日:2017年1月17日

手賀沼のほとりに花開く 大正から昭和の別荘空間

旧村川別荘とは、我孫子市寿2丁目にある親子二代にわたる西洋古代史学者、村川堅固が建設し、堅太郎が守った別荘。
旧我孫子宿の本陣離れを移築した母屋と、衣食住より「住食衣」と住まいを重視した堅固が、昭和2年にこだわって建築した新館。
大正から昭和にかけての別荘地としての我孫子の様子をよく残す市の指定文化財です。

旧村川別荘の背景

今からおよそ100年前、我孫子にはまだ電気も通るか通らないかのころです。我孫子の宝である手賀沼を愛した一人の帝大教授がいました。その名は、村川堅固。彼がこの水辺の環境を気に入って、大正6年に沼を一望できる丘の中腹に別荘を設けました。
その後、昭和になって息子の堅太郎に引き継がれた別荘は、平成の時代を迎えたとき取り壊される運命にありました。
しかし、この別荘の貴重な空間を大切に思ったご遺族、市民の方々が立ち上がり、行政が応え、別荘は守られました。
いまでも往時と変わらずに佇んでいる旧村川別荘。手賀沼のほとりに花開いた大正から昭和の別荘空間にご案内します。

別荘の立地、周辺の環境

別荘は我孫子市寿2丁目、JR我孫子駅から徒歩15分の距離にあり、子の神道という江戸時代以来の古道に面しています。子の神道は、子の神大黒天への参道であり、別荘の隣地に子の神大黒天延寿院があります。別荘の面積は、約3,000平方メートル、沼への傾斜地を切り開いての起伏にとんだ邸内です。

別荘の主 村川堅固と堅太郎

村川堅固けんごは明治8(1875)年、熊本に生まれました。幼少より勉学に優れ、熊本にあった第五高等中学校を経て東京帝国大学文学部史学科を卒業しました。その後、欧州留学を経て、明治45(1912)年には東京帝国大学教授になり、西洋古代史を担当して学生たちを指導しました。

村川堅太郎けんたろうは明治40(1907)年に東京で生まれました。東京帝国大学で父親と同じ西洋史を専攻し教授になります。学術書だけでなく、エッセイストクラブ賞を受賞した紀行随筆「地中海からの手紙」も著書の一つ。また、山川出版社かの「高校世界史教科書」は、多くの方が学んだ記憶のあるものではないでしょうか。

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