杉村楚人冠記念館 最新イベント
秋季企画展 楚人冠の本棚「楚人冠が読んだ文学―紫式部からシェークスピアまで―」
明治の文学青年として、数々の文学作品に触れ合ってきた杉村楚人冠。
今回の展示では、楚人冠が読んだ文学作品や、文学をとおした交流などについて、楚人冠旧蔵の書籍を中心にご紹介します。
展示期間
令和6年10月1日(火曜日)から令和7年1月5日(日曜日)まで
展示内容
1 青少年楚人冠と文学
楚人冠が幼少期を過ごした明治時代初期までは低かった文学の地位を一気に押し上げたのは、小説家・坪内逍遥や、二葉亭四迷といった面々でした。
本章では、楚人冠が青少年時代に夢中になった小説や、文学青年たちの活動について解説します。
2 物語の世界
何百年という時を経ても人々の心を捉えて離さない文学作品たち。
今回はその中から、シェークスピア全集、そして紫式部『源氏物語』を展示します。
複雑な人間模様渦巻く物語の世界をお楽しみください。
3 知己の文学
東京朝日新聞のジャーナリストとして活躍していた楚人冠は、文学関係の交友関係も広く持っていました。
高浜虚子や石川啄木、岡本かの子といった楚人冠の友人たちが書いた作品や、楚人冠が編集に携わった伊東忠太画『阿修羅帖』などを展示します。
4 家族が紡いだ文学
読書好きな楚人冠に負けず劣らず、彼の息子たちも文学に多大な関心を寄せていました。
そんな息子たちが綴った作品をご紹介します。
『ロミオとジュリエット』
『旋風』
『阿修羅帖』
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