有毒植物にご注意ください
公園や緑地に存在する植物には、有毒なものがあります。キノコや山菜など、食用のものと取り違えて食べてしまい、食中毒が起こる可能性がある植物等のほかに、観賞用として植えられた植物にも有毒なものがあります。誤って口に含んだり、触れたりしないようご注意ください。
我孫子市でみられる有毒植物の一例を次に挙げます。
キョウチクトウ(夾竹桃)
市内公園で見られたキョウチクトウ
キョウチクトウ(夾竹桃)の概要
キョウチクトウ(夾竹桃)はキョウチクトウ科の常緑樹で、葉は竹に似た厚く長い楕円形、6月から9月に白やピンクの花を咲かせます。
乾燥や大気汚染に耐える強靭な性質を持ち、病害虫の被害も少ないため、公園や庭園のみならず、幹線道路沿いや工場など条件の厳しい場所の緑化に重宝されています。我孫子市でも、公園や道路沿いに植栽されていることがあります。
しかし、枝、花、葉に毒があり、誤食すると頭痛、嘔吐、下痢、意識障害、幻覚などの症状が出る場合があり危険ですので、見つけても口にしないようにご注意ください。
関連情報
中毒を引き起こす自然毒について、詳しくは下記関連情報のリンクをご参照ください。
有毒植物による食中毒に注意しましょう【厚生労働省】(外部サイト)