短期暴露評価により変更される農薬について
農薬の登録に当たっては、今般一日摂取許容量(以下、ADI)に加え急性参照容量(以下、ARfD)も評価されるようになってきました。今後、新たに登録される農薬だけでなく、すでに登録されている農薬についてもARfDが設定されることになります。これを受け、農薬の使用方法の変更とともに残留基準値の見直しもされることとなります。
これに関して、7月8日にカルボスルファン及びベンフラカルブの変更登録がありましたのでお知らせいたします。詳しくは千葉県のホームページに記載してありますので、下記リンクから参照して下さい。
千葉県 短期暴露評価により変更される農薬の使用方法について(外部サイト)
用語説明
一日摂取許容量(ADI)
ヒトがある物質を毎日一生涯にわたって摂取し続けても、現在の科学的知見から見て健康への悪影響がないと推定される一日当たりの摂取量
急性参照容量(ARfD)
ヒトがある物質を24時間以内またはそれより短い時間経口摂取した場合に健康に悪影響を示さないと推定される一日当たりの摂取量