水道の水源
我孫子市の水道の水源は、約2割が地下水で約8割北千葉広域水道企業団からの浄水処理された水道用水を受水してまかなっています。昭和43年の給水開始時の水源は、全て深井戸から取水した地下水を湖北台浄水場で浄水処理し、給水していました。その後、急激な都市化によって人口が急増したことや、地下水採取規制により、水源を地下水以外にも求めなくてはならなくなりました。そこで、昭和54年からは、久寺家浄水場と妻子原浄水場で、北千葉広域水道企業団からの受水による給水をしています。
地下水の浄水処理
地下水は、市内(湖北地区)の10本の深井戸から汲み上げた水を、湖北台浄水場に集め、浄水処理して各家庭に給水しています。
平成7年4月からは、オゾンと活性炭を利用した高度浄水処理を施した良質な水を給水しています。なお、湖北台浄水場へは、妻子原浄水場から北千葉広域水道企業団より受水した水道用水が送水されています。湖北台浄水場の水源割合は、地下水、北千葉広域水道企業団の水道用水が約5割ずつとなっています。
北千葉広域水道企業団からの受水
北千葉広域水道企業団は、昭和48年に我孫子市を含む1県7市2町の構成団体により設立されました。
昭和54年から江戸川の表流水を浄水処理し、水道用水として、構成団体へ供給しています。
我孫子市では、急激な人口増加や昭和49年に県の地下水採取規制の指定地域となったことなどにより、昭和54年から受水しています。
なお、平成26年12月に高度浄水処理設備が稼働し、それにより我孫子市全域にて高度浄水処理された水になりました。