管路設計付水道工事発注方式(小規模簡易DB方式)による発注について
水道局では、令和6年度より発注する水道工事のうち一部において、効率的かつ合理的な工事の実施を目的として、管路設計と工事を一括して同一の者に発注する「管路設計付水道工事発注方式(小規模簡易DB方式)」を導入・運用することとしました。
小規模簡易DB方式とは
発注時の当初設計において作成する設計図面や数量計算書を簡略化し、概算数量にて積算して発注する手法です。受注者は、契約後、現地調査等を行い当該工事の設計図書を作成し、発注者の承諾を得た上で施工します(設計施工一括方式)。最終的に、確定した設計図書(承諾図書)の内容を基に変更契約を行います。
発注者側は、概算数量にて積算するため発注事務の低減が図れることから、工事の早期発注や発注時期の平準化が可能となります。
受注者側は、自らの調査等に基づき設計・計画を行うため、現場条件の相違等による設計変更がほぼ無く、手戻りがなく円滑な施工が可能となります。また、地元建設会社の技術向上や創意工夫により工事品質の向上が期待できます。
水道局が認める工事を対象として、小規模簡易DB方式を適用していきます。なお、対象となる工事は、入札公告時に小規模簡易DB方式によるものであることを明記します。
実施要領
小規模簡易DB方式により発注する場合は、「管路設計付水道工事発注方式(小規模簡易DB方式)実施要領」に基づき行います。本実施要領は令和6年4月より施行します。
管路設計付水道工事発注方式(小規模簡易DB方式)実施要領(PDF:88KB)
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