定住化促進プロジェクトチーム最終報告
我孫子市では、平成23年3月の東日本大震災以降、25年3月までの2年間で人口が約2,300人減少し、深刻な状況が続いています。そのため、25年5月に庁内の若手職員を中心としたプロジェクトチームを立ち上げ、首都圏住民に対するアンケートや学生との座談会などを行いながら、定住化策の検討を進めてきました。
26年2月25日に、プロジェクトチームの最終報告があり、「シティセールスの充実」、「子育て環境のさらなる充実」、「手賀沼の魅力向上」、「住宅支援・住宅供給」、「交通利便性の向上」、「生活利便性の向上と働く場所の確保」の6つの柱に沿って、さまざまな具体策の提案がありました。
提案を踏まえ、26年度から、秘書広報課に課内室として「(仮称)あびこの魅力発信室」を設置し、我孫子市のイメージや知名度アップに向けた広報戦略に取り組むとともに、若い世代の住宅取得に対する支援や、子育て世代にアピールできる公園遊具の整備を進めます。残りの提案については、引き続き事業化に向けて検討していきます。
提案のあった具体策の概要
テーマ | 具体策 |
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シティセールスの充実 | シティセールス・定住促進の専門部署の設置 |
我孫子市のイメージや知名度のアップに向けた広報戦略の実施 1.キャッチコピーをつくって電車内でPR 2.不動産業者・住宅展示場・住宅メーカーなどの活用 3.ウェブ・SNSの活用 4.マスコミの活用 5.我孫子市の話題づくりに取り組む |
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子育て環境の更なる充実 | 英検や漢検などの資格取得 |
中学校における赤ちゃんと触れ合うなどの育児体験授業 | |
水田を活用した学習の充実 | |
子育て交流マーケット(子ども用品のフリーマーケット)の実施 | |
子育て世代にアピールできる公園遊具などの設置 | |
手賀沼の魅力向上 | 若い世代や子育て世代にアピールできる手賀沼周辺の整備 1.手賀沼公園周辺の整備 アスレチック・複合遊具の設置 カフェ・レストランの誘致 マルシェ(青空市場)の実施 水上デッキの設置、オープンカフェの実施 ボート小屋の刷新、水上アクティビティの実施 照明の増設、アシの移植 往復カヌー・ボート・ゴンドラの実施 駐車場の整備、飲食店の誘致 2.遊歩道沿いの湖岸整備 3.手賀沼親水広場周辺の整備 農家レストラン・カフェの開設 保健センターの移設、休憩施設の整備 駐車場・芝生広場の整備、水上デッキの設置 |
住宅支援・住宅供給 | 若い世代の住宅取得に対する補助金 |
空き家・空き地の物件情報の収集と提供 | |
交通利便性の向上 | 成田線沿線住民が利用する駐車場料金への補助 |
成田線の不便をカバーするバスの運行 | |
生活利便性の向上と働く場の確保 | 下ヶ戸地区への複合型商業施設の誘致 |
新木駅南口への公共施設複合型商業施設の誘致 |
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