第1回指定廃棄物の一時保管に係る千葉県・関係5市担当部長会議
指定廃棄物の一時保管に係る関係5市担当部長会議
8月4日、千葉県主催の「指定廃棄物の一時保管に係る千葉県・関係5市担当部長会議」が柏市で開催されました。
千葉県における指定廃棄物の一時保管の期限の厳守について、確認が行われました。
【概要】
日時
平成26年8月4日(月曜日)14時から
場所
アミュゼ柏
出席者
千葉県
中島環境生活部長、伊東原発事故対応・復旧復興担当部長、豊島東葛飾地域振興事務所長、玉田資源循環推進課長
市町村
蕨松戸市環境部長、伊原柏市環境部長、飯泉流山市環境部長、五十嵐印西市環境経済部長、鈴木我孫子市環境経済部参与
(議事)
[議題1] 指定廃棄物処分場に係る各県の状況について(平成26年7月末現在)
時期 | 概要 | |
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千葉県 | 平成25年4月 第1回市町村長会議 平成26年4月 第4回市町村長会議 現状 |
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宮城県 | 平成24年10月 第1回市町村長会議 |
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茨城県 | 平成25年4月 第1回市町村長会議 |
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栃木県 | 平成25年4月 第1回市町村長会議 |
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群馬県 | 平成25年4月 第1回市町村長会議 |
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[議題2] 搬入3市における指定廃棄物の保管状況について
指定廃棄物の量 | (内県による一時保管) | |
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松戸市 | 944トン | 52トン |
柏市 | 1058トン | 296トン |
流山市 | 582トン | 178トン |
合計 | 2584トン | 526トン |
[議題3] 県によるごみ焼却灰の一時保管に係る今後の対応について
千葉県: | 県による一時保管は平成26年度末で終了し、年度末までに一時保管場所からごみ焼却灰を搬出すること。搬出先は、国の処分場を基本とするが、平成26年度末までの確保が困難な場合に備え、各市で一時保管を行う準備を進めておくこと。 |
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柏市: | 平成26年度末をもって、持ち帰りという方向性だが、住民からは県の施設を延長して利用できないか、という質問が投げかけられると思う。どのような理由で延長できないのか。 |
千葉県: | 緊急避難的措置として、一時保管を行ってきた。当初から、地元の市と住民に対し、期限を定めて一時保管することを前提に事業を進めてきた。貴市の地元でもそのとおり説明していただきたい。 |
松戸市: | 各市の準備とは、どのようなことをいつ頃やるのか。 |
千葉県: | 保管する手法により予算やスケジュールを組んでいかなければならない。そういった準備をお願いしたい。 |
我孫子市: | 平成26年度末には、確実に指定廃棄物を全て搬出していただくよう、お願いしたい。栃木県では、選定手法の確立から候補地の選定に7か月かかっていることから千葉県でも相当な期間を要すると考る。3市とも補正予算確保や予備費充当などの手当ても必要であり、搬出スケジュールをできるだけ早く示していただきたい。 |
千葉県: | 一時保管場所からごみ焼却灰を持ち帰る判断の時期は、各市と相談したい。なお、国の最終処分場が確保できた場合でも、同じく搬出スケジュールの検討が必要になる。 |
流山市: | 持ち帰りはやむを得ないこととして、国を含めて財政的な支援をお願いしたい。 |
千葉県: | 国による支援が得られるよう、バックアップしていきたい。 |
柏市: | 持ち帰りは大きな問題になる。国の最終処分場を早く選定していただきたい。一日も早い処分場確保をお願いしたい。 |
千葉県: | 最終処分場の早期決定が最重要課題であると考える。 |
印西市: | 議会と住民への説明のため、スケジュールを早めに示していただきたい。 |
千葉県: | 本日示した件については、各市で持ち帰り、事務局へ意見をいただきたい。 |
環境経済部 手賀沼課 資源循環推進室(クリーンセンター)
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