地域コミュニティ活性化への取り組み<地域会議>
市では、平成25年10月に「我孫子市地域コミュニティ活性化基本方針」を策定しました。この基本方針は、市民と市がそれぞれの役割のもと、地域課題に対応できるしくみや、地域のさまざまな活動が活性化するしくみづくりの指針となるものです。
地域コミュニティについて考えてみよう
なぜ地域コミュニティの活性化が必要なの?
市では、地域コミュニティを、「地域で暮らす人々がつながり、協力し合い、地域を暮らしやすくすること」と考えます。
地域の活動に参加する人が減ったり、地域に関心を持たなくなる人が増えたりすると地域コミュニティは弱まります。また、さらにすすむ少子高齢化や人口減少は、地域の姿を変え、地域コミュニティにも影響を及ぼします。
これからは、地域のみんなが協力し合い、地域を暮らしやすくしていくこと『地域コミュニティ』が今まで以上に大切になります。
これからの地域社会の変化に備え、柔軟に対応できる地域コミュニティを築いておくこと、つまり活性化が必要なのです。
コミュニティの活性化でめざすこと
1.誰もがそれぞれの立場で参加できる地域
一人ひとりが「できる分野」で、「できる範囲」で、「できること」をそれぞれの状況に応じて、自主的に地域の活動に参加することが大切です。
2.団体がつながり、団体が持つ力をより発揮できる地域
地域で活動するさまざまな団体が互いの立場を理解し、それぞれの団体の特性を活かすしくみづくりが必要です。
3.地域の特性を活かしたコミュニティづくり
それぞれの地域によって成り立ちや環境が異なります。
地域の特性に合った活動に取り組むことが大切です。
地域コミュニティを活性化するために 地域会議を開こう!
地域会議とは
基本方針では、地域を暮らしやすくするために地域会議を設ける、としています。
地域会議とは、地域ごとに地域の特性を活かして設置し、運営されていく会議のことで、「地域の現状や課題などについて、話し合える『場』」を表します。
この会議では、次のような役割や機能が考えられます。
- 課題発掘
- 情報共有
- 意見交換
- 連携・協力
- 情報発信
地域会議をすすめるために
1.地域会議をつくる
11の地域それぞれに地域会議をつくります。
地域会議というものは、地域の中で「よし、やってみよう」という声があがり、地域のみなさんが主体となって、十分に話しあいながら進めるものですから、地域によって、進め方やスピードは異なります。地域の特性に応じて、段階的に進めていくことが大切です。
地域会議モデル地域の活動については、こちらのページをご覧ください。
2.地域会議の運営
地域会議は、近隣センターなどを活用し「必要なとき」に「いつでも」開かれます。また、地域会議には、会議の企画・運営、地域の情報収集や情報発信を行う事務局を置きます。
3.市との関わり
市は、地域会議をつくるときに支援します。事務局の運営も支援し、必要に応じて地域会議に参加します。
地域会議マニュアル「地域会議を始めるには」(PDF:385KB)
我孫子市地域コミュニティ活性化地域会議事務局運営費補助金交付要綱(PDF:96KB)
4.地域会議の効果の検証
地域コミュニティの活性化に役立っているのか、効果などを検証する組織を設置します。
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