水道水における有機フッ素化合物(PFOS及びPFOA)について
水道水における有機フッ素化合物について
一部報道にありました水道水における有機フッ素化合物PFAS(PFOS及びPFOA)は、令和2年3月30日付の厚生労働省の通知により水質管理目標設定項目(※1)に位置付けられ、暫定的な目標値(※2)はPFOS及びPFOAの合計値で1リットル当たり50ナノグラムとなっております。
これに基づき、本市ではPFOS及びPFOAの検査を地下水を取水している湖北台浄水場の浄水で年2回実施しており、検査結果は5ナノグラム毎リットル未満と暫定的な目標値を下回る結果となっております。また、北千葉広域水道企業団から受水している水についても5ナノグラム毎リットル未満となっております。
なお、令和6年度からの検査については湖北台浄水場の原水において年2回検査を行う予定であり、令和6年7月1日に湖北台浄水場の集合井で1回目の採水を行いました。検査を実施したところ、目標値を超える数値は検出されませんでした。
次回の検査は、令和7年1月を予定しております。
今後も継続してPFOS及びPFOAの検査を行い、検査結果を定期的にホームページ等で公表します。
過去の水質検査結果等は、下記リンク先をご参照ください。
採水場所 | 分類 | 目標値 | 検査結果 | 採水日 |
---|---|---|---|---|
湖北台浄水場 | 原水 | 50ng/L以下 | 5ng/L未満(定量下限値未満)(※3) | 令和6年7月1日 |
※1 評価値が暫定である場合や検出レベルは高くないものの水質管理上留意すべき項目等。
※2 暫定目標値は国で定められた値で、体重50キロの人が一生涯毎日2リットルの水を摂取し続けても、健康に悪影響がないとされる濃度として設定されています。
※3 「1ng/L(ナノグラム/リットル)」とは、水1リットルあたり10億分の1グラムのことで、東京ドーム1つ分の容積の水(120万立方メートル)に1.2グラムの物質を溶かしたときの濃度になります。また、定量下限値とは検査する物質の分析方法において、測定が可能な最低量のことを指します。
水質検査結果(リンク先)
その他(リンク先)
PFASに対する総合戦略検討専門家会議(環境省)(外部サイト)
PFOS、PFOA に関するQ&A集 (環境省)(外部サイト)
PFAS に関する今後の対応の方向性(環境省)(外部サイト)
土壌中の PFOS、PFOA 及び PFHxS に係る暫定測定方法(環境省)(外部サイト)
問い合わせ
水質問い合わせ窓口 電話:04-7199-3800