令和3年度市民文化スポーツ栄誉章受章者
令和3年9月、パラリンピック2大会連続銅メダル獲得をたたえ、今井友明さんの市民文化スポーツ栄誉章が決定しました。
車いすラグビー選手 今井 友明
プロフィール
生年月日:1983年3月12日
出身地:我孫子市(我孫子第四小学校・白山中学校卒業)
所属:三菱商事株式会社
主な競技歴
- 2009年 本格的に車いすラグビーの練習を開始
- 2013年 車いすラグビー日本代表強化選手に選出
- 2014年 世界大会第4位(デンマーク・オーデンセ市)
- 2015年 アジア・オセアニア・チャンピオンシップ優勝(日本・千葉市)、同大会で1.0クラスのベストプレーヤー賞獲得
- 2016年 リオデジャネイロパラリンピックに出場、日本初の車いすラグビー銅メダル獲得
- 2017年 Tri Nations Wheelchair Rugby Invitationalに出場(アメリカ)、日本代表チーム優勝
我孫子市スポーツボランティアシンポジウムにて講師・パネリストを務める - 2018年 World Championshipsに出場(オーストラリア)、日本代表チーム優勝
- 2019年 車いすラグビーワールドチャレンジ2019に出場(日本)、日本代表チーム3位
- 2021年 東京2020パラリンピックに出場、2大会連続となる車いすラグビー銅メダル獲得
市民文化スポーツ栄誉章贈呈式
令和3年11月30日、今井選手の母校である白山中学校にて、市民文化スポーツ栄誉章を贈呈しました。
贈呈式終了後は、「今井先輩を囲む会」を開催し、講演と車いすラグビー体験を行いました。講演の中で今井選手からは、
「車いすラグビーは、試合に出ている人だけでなく、ベンチメンバーや、スタッフなど、様々な人の協力がないと成り立たないスポーツであり、それは他のスポーツや勉強などにも通じると思う。1人でやることには限界があるので、みんなで協力して目標を達成してほしい。また、普段の生活の中で、相手のことを知る、ということはすごく大切だと思う。その相手に障害がある場合には、何を工夫すれば一緒に出来るか、ということを考えてほしい。」
という貴重なメッセージを後輩たちに向けてお話しいただきました。
また、体験会では、各クラスの代表が、実際に競技で使用する車いすに乗り、ターンやパス交換のほか、今井選手からのタックルを受けるなど、その衝撃や大きな音を間近で感じることができる貴重な体験会となりました。
※今井選手に関することや、オリンピックに関する展示を12月11日から23日正午まであびこ市民プラザで実施しますので是非ご覧ください。詳しくは東京2020大会に関する企画展のページをご覧ください。
今井先輩を囲む会集合写真
市民文化スポーツ栄誉章贈呈式
今井選手による講演(1)
今井選手による講演(2)
車いすラグビー体験(ボールパス)
車いすラグビー体験(競走)
車いすラグビー体験(タックル)
市民文化スポーツ栄誉章と銅メダル