柴崎遺跡(早期)

1973～77年(昭和48～52年)に5次の発掘調査が行われました。
現在の天王台駅の北東に位置しています。
縄文時代早期～前期の遺跡で、早期の炉穴と前期の住居跡が見つかっています。

縄文時代早期の後半に現れてくる土器です。
口縁部には竹管状の工具による刺突で幾何学文様が描かれ、胴部には貝殻による条痕が施されています。
写真では見えませんが土器の内側全体にも貝殻条痕が施されています。
土器の胎土には繊維が含まれていてぼそぼそとした手触りになっています。

柴崎遺跡は縄文時代前期の遺跡が重なっています。縄文前期の様子については下の時代をクリックしてください。