我孫子市中学校休日部活動の地域移行

登録日：2024年7月19日

更新日：2024年7月19日

休日部活動の概要、取り組み、Q&Aに関する内容はこちらからご確認ください。

部活動の地域移行

　学校部活動は、生徒が自主的に参加し、部活動の責任者である校長及び部活動顧問のもとで、学校教育の一環として実施されてきました。しかし、少子化が進展する中で、以前と同じ形態で学校部活動を運営することが困難となってきたことや、学校においても働き方改革が求められる中で、これまでの指導体制を見直す必要が生じてきました。
　スポーツ庁及び文化庁では、令和5年度以降、休日の部活動の段階的な地域移行を図ることとし、「学校部活動及び新たな地域クラブ活動の在り方等に関する総合的なガイドライン」をもとに、令和5年度から7年度の3年間を改革推進期間として、地域の実情に応じて段階的に学校部活動を地域の団体が運営主体となる「地域クラブ活動」への移行を目指すとしています。
　我孫子市においては、部活動の地域移行を通じ、子どもたちが地域移行後も安心して地域における、文化活動・スポーツ活動を継続できるよう、行政、学校、指導者、市民団体が協力して支援します。

我孫子市の部活動地域移行

休日部活動の概要、取り組み、Q&Aに関する内容はこちらからご確認ください。

基本理念

「部活動の地域移行を通じ、子どもたちの文化・スポーツ活動を支援します」

基本方針

基本方針1　「文化・スポーツ活動に継続して親しむことができる環境と質の高い指導体制の構築」

（1）適切な管理体制の構築と部活動指導員の充実
生徒たちが継続的に文化・スポーツ活動に取り組むことができる環境整備を行うとともに、部活動指導員を充実させ、段階的な地域移行を目指します。
（2）生徒の多様な志向に対応できる活動環境
生徒たちの多様な志向（種目など）に対応できるよう環境整備を進めます。
（3）指導者の育成と質の高い指導者確保
市主催の講習会開催を通じて指導者として必要な能力を身に付けます。また、関係団体等と連携して指導者の確保に努め、持続可能な運営体制の構築を図ります。

基本方針2　「安全・安心な活動体制と活動施設の確保・維持」

(4)経済的に安定した運営体制の構築を目指します
持続可能な運営体制の構築には、受益者負担によるクラブ運営が欠かせません。会費及び国や県の補助金を適切に活用し、継続的に活動できる体制を目指します。また、誰もが参加できる環境にするため、困窮世帯への支援制度を検討します。
(5)活動場所の確保、適切な維持・管理を行います
中学校の施設利用を基本とし、地域クラブが継続的に利用できるようにすべく、必要な改修等を行います。また、公共施設の利用では、利用料金減額等により、利用しやすい環境を整備します。