令和4年度女性に対する暴力をなくす運動
毎年11月12日から25日までは、国の定める「女性に対する暴力をなくす運動期間」です。パープルリボンをシンボルに、全国各地でパープルライトアップなど啓発運動が繰り広げられます。女性に対する暴力根絶は世界的課題で、当期間最終日にあたる11月25日は、国連の定める「女性に対する暴力撤廃国際デー」です。
我孫子市パープルリボンキャンペーン
我孫子市では市内商業施設、あびこショッピングプラザ(以下、ショッピングプラザ)でパープルリボンキャンペーンを実施しました。同施設の全面協力で、この数年、毎年少しずつ工夫を加えながら開催しています。
11月18日から20日まで、ショッピングプラザ1階フードコート付近にパネルを展示しました。内閣府男女共同参画局や厚生労働省、千葉県の関連ポスターなど、市役所内各課からの提供も受けて色鮮やかに揃えました。
ポスター展最終日の20日には、傍らにブースを設け、白いツリーをパープルリボンで飾るイベントを実施しました。
日曜日の午前中、家族連れの買い物客が訪れ、子どもたちと一緒にツリーを飾ってくれました。会場ではショッピングプラザ主催の撮影会やキャンディ・レイづくりも行われました。キャンディ・レイは、ショッピングプラザが提供する小さなお菓子をたくさんつないで首飾りのように輪に作り、最後にパープルリボンの飾りをつけて完成です。参加した人はそれぞれに、自分が作ったものを持ち帰りました。
パープルリボンによるツリーの飾り付けを手伝ってくれた50人には、DV相談の案内や啓発物を一袋にまとめたキャンペーングッズもプレゼントしました。子供たちが作業する合間に、ご家族にポスターを見てもらったり、女性に対する暴力をなくす運動期間の説明をしたりと、楽しみながらこのキャンペーンを知っていただく機会とすることができました。
みんなで飾ったツリーは場所をショッピングプラザ3階に移し、パープルリボンについての解説を添えて、12月25日のクリスマスまで飾られました。
あびこ市民図書館アビスタ本館入口の展示台でもミニグッズ50組を配布しました。用意した50組はあっという間になくなりました。
このほか、今年度は、我孫子市社会福祉協議会の運営する福祉ショップ&軽喫茶ぽぽらが、駅前を通る人々の目にとまる場所に、内閣府女性に対する暴力をなくす運動のポスターを掲示しました。ぽぽらではこの運動期間中、スタッフのみなさんが、市の作成した相談窓口案内カードの配布にも協力してくれました。
市の相談窓口案内カードを更新
(上の画像をクリックするとそれぞれ、拡大表示されます。)
この運動期間に合わせて、今年度も新たなデザインで市の相談窓口案内カードを作成し、配布しました。カードには「自分には関係なくても相談できることを知っておいてください。周りに気になる人がいたら教えてあげてください」とのメッセージを入れ、当事者でない人にも相談することの大切さを知っておいてほしいとの願いを込めました。「話すことで、力をもらえる場所がある。」は内閣府男女共同参画局が作成した令和4年度女性に対する暴力をなくす運動のポスターのキャッチフレーズです。
当市の相談窓口は令和2年10月から配偶者暴力相談支援センター機能があるワンストップ対応窓口となりました。生活全般のお困りごとの相談にも対応していて、女性だけでなく男性も安心して相談できます。希望に応じて同性の職員が対応します。
カードはこの期間中だけでなく、市内の公共施設や大学などや、関連イベントで、年間を通じて配布していきます。
市民生活部 市民協働推進課 男女共同参画室
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