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2021(令和3)年第3回我孫子市議会定例会 市政一般報告

登録日:2021年8月30日

更新日:2022年4月4日

新型コロナウイルス感染症対策

8月2日~31日を期間として再発出されていた、千葉県を含む6都府県への緊急事態宣言については、新型コロナウイルス感染症の再拡大により、8月27日現在で、15道府県が追加され、9月12日まで期間が延長されています。
東葛地区においても感染者数の増加に伴い、医療体制がひっ迫し、病床の確保が困難となっています。また、自宅療養やホテル療養の方も増え、現在の医療現場は危機的な状況であり、感染者を減らすことがこの状況を食い止める唯一の手段です。
市民の皆様、事業者の皆様には、これまでも多大なご協力をいただいていますが、引き続き、不要不急の外出自粛や感染防止の徹底をお願いします。
新型コロナ対策として期待される市内のワクチン接種状況については、8月24日時点で、65歳以上の方の1回目の接種率が89.8%、2回目の接種率が87.5%で、希望する高齢者の方の接種をほぼ終えることができました。
64歳以下の方の接種率については、1回目を終えた方が45.1%、2回目を終えた方が29.6%となっています。
市全体では、1回目を終えた方が60.5%、2回目を終えた方が49.6%となっています。
予約の受け付けについては、基礎疾患をお持ちの方・高齢者施設などに従事している方が7月7日から、60歳~64歳の方は、7月13日からそれぞれ開始し、59歳以下の方については、7月13日に接種券を発送し、7月17日から開始しました。
また、日本産婦人科学会等が妊婦の方も時期を問わずワクチンを接種することや、夫やパートナーの方にも接種を勧めていること、また、感染した妊婦を受け入れる医療体制の確保が問題視されていることを受け、市では妊婦の方とパートナーや同居中の方について、妊婦等専用枠での予約受付を8月27日から開始しました。予約方法は、市内産科医療機関へ直接予約、それ以外の医療機関についてはコールセンターへの電話で行い、コールセンターの初回受付で175人分の予約を受付けました。今後は毎週金曜日に予約枠を追加していきます。
なお、59歳以下の方は、職域接種の開始や大規模接種会場での接種など市外での接種の機会があること、また、20歳~30歳代の患者数の増加や40歳~50歳代の重症化等、各年代で様々な課題があるため、年代を分けることなく接種対象年齢となる全ての方を対象に予約を受け付けています。
現在、国からのワクチン供給量が少ないため、予約が取れるまでお待ちいただくことがありますが、ワクチン供給量に応じて2回の接種分を確保しながら受け付けを行い、医師会の協力のもと、引き続き接種を進めていきます。
さらに、海外渡航予定がある方を対象に、新型コロナのワクチンを接種したことを証明する「新型コロナウイルス感染症予防接種証明書」いわゆるワクチンパスポートの申請受付を7月26日から開始し、8月24日時点で145件を交付しました。ワクチンパスポートは郵送のほか、ちば電子申請サービス、市民課、各行政サービスセンター、保健センターの窓口で受け付けています。
市内事業者の支援と、国が示す「新しい生活様式」のひとつであるキャッシュレス決済の普及促進を目的として、市内の対象店舗でキャッシュレス決済をするとポイント(ボーナス)の付与を受けられるキャンペーンを実施します。実施期間は、9月1日~9月30日の1か月間です。
本キャンペーンは、市内の対象店舗での買い物などにおいてPayPayによる決済をすることで、最大20%がPayPayボーナスとして戻ってくる大変お得なものです。決済1回あたりのボーナス付与上限は1,000円相当、期間中のボーナス付与上限は10,000円相当です。
本キャンペーンは、PayPayユーザーであればどなたでも対象となります。ぜひ、この機会に市内で食事や買い物などを楽しんでいただくとともに、市内事業者の支援にご協力ください。
生活の困窮が懸念される低所得の子育て世帯については、国の緊急支援対策である「子育て世帯生活支援特別給付金」を支給しています。
ひとり親子育て世帯に対する給付金については、新型コロナの影響により家計が急変した世帯等の申請を5月から随時受け付けており、8月16日時点において、39世帯、53人の児童へ支給しました。
ひとり親世帯以外の住民税非課税子育て世帯に対する給付金については、令和3年4月分の児童手当又は特別児童扶養手当を受給している令和3年度の住民税が非課税である方に対して、7月28日に368世帯、639人の児童へ、支給しました。
なお、新型コロナの影響を受けた方や、高校生相当年齢のみの児童を養育する方などについては、申請していただく必要があります。受付期間は8月2日~令和4年2月28日までとし、順次、支給を行っていきます。

今後も、ひとり親世帯の給付金や、他市町村での受給状況の確認を行いながら、支給していきます。

介護保険施設、障害福祉事業所等への支援では、新型コロナの影響により、事業収入が前年度と比較して減収となった社会福祉事業所を支援するため「我孫子市社会福祉施設感染症対策サービス継続支援金」を創設し、82事業所に支援金を交付しました。
また、集団感染が発生した社会福祉 事業所には「我孫子市社会福祉施設集団感染対策支援金」を創設し、6事業所に対して支援金を交付しました。

通学路の一斉点検

八街市において、下校途中に5名の児童が交通事故に巻き込まれるという、大変痛ましい事故が発生しました。
本市においても、「通学路安全対策プログラム」に基づき、国、県、警察、各小中学校、市の関係課で構成する「通学路安全推進会議」により通学路の安全確保に関する点検及び対策を実施していますが、今回の事故を受け、7月2日に教育委員会から市内の小中学校へ「通学路の緊急一斉点検」の通知をあらためて送付し、89件の危険箇所について報告がありました。
教育委員会では、以前から把握している場所も含め、報告のあった全ての危険箇所について状況確認を行い、関係課や関係機関への情報共有及び対応についての検討を依頼しました。 今後も、子どもたちが安全に安心して登下校できるよう、危険箇所の改善について、継続的に取り組んでいきます。

東京2020オリンピック・パラリンピック

オリンピック聖火リレーについて、千葉県では公道での聖火ランナーの走行は中止となりましたが、7月3日には、セレブレーション会場である松戸中央公園で点火セレモニーが開催されました。我孫子市区間を走行予定だった12名のランナーも参加し、湖北台中、湖北中卒業で高校1年生の2名が、区間最終のトーチキスで聖火を繋ぎました。
オリンピックに向けては、スロベニア共和国代表で女子柔道48キログラム級のマルーシャ・スタンガー選手など3名が7月14日~20日まで、男子テコンドー80キログラム超級のイヴァン・トライコビッチ選手など4名が7月17日~21日まで、それぞれ市内に滞在し、市民体育館武道場やトレーニング室で事前キャンプを行いました。
また、女子柔道チームの滞在期間中には、オリンピック公式映画の撮影チームが、我孫子市での事前キャンプの様子や嘉納治五郎師範の銅像等の撮影を行いました。
さらに、7月25日には、競技を終えたマルーシャ・スタンガー選手とスパーリングパートナーとして来日した姉のアニャ・スタンガーさん、オルガコーチの3名と、我孫子中学校・中央学院高校の柔道部員や市内の柔道クラブに通う子どもたち25名との事後交流会を実施しました。感染症対策のため、子どもたちとの直接の接触は避け、練習の様子などを見てもらいながら実践的なアドバイスをいただく形となりましたが、子どもたちに素晴らしい思い出を残してもらいました。
マルーシャ選手への質問タイムでは、「モチベーションを維持する秘訣」や「柔道が上達するために一番大事な練習」、「柔道の好きな技」などの質問が投げかけられました。
なお、事前キャンプから事後交流会まで、選手を含め、アテンドした職員や我孫子市国際交流協会の通訳ボランティアなど、ご協力をいただいた関係者から、新型コロナの感染者を出すことなく無事に実施することができました。
8月24日のパラリンピック開会式に先立ち、8月18日に千葉県聖火フェスティバルが開催されました。聖火フェスティバルでは、県内各市町村の目的に沿って採火されたそれぞれの火が一つに集められ「千葉県の火」となり、公道での聖火リレーに代えて行われた「点火セレモニー」を経て、開催都市の東京に送り出されました。
本市においては、聖火フェスティバル当日の朝に、手賀沼公園で採火式を実施し、我孫子中学校出身で、つくば国際大学春風高等学校2年生、2021年度一般社団法人日本知的障害者水泳連盟国際大会強化指定選手の上村温さんが、市民を代表して、「平和の灯」から採火しました。
採火した火は、「我孫子市の平和の火」として、上村さんの手によって、聖火フェスティバル会場の市原スポレクパークへ運ばれました。
また、千葉ポートタワー前広場で行われた点火セレモニーには、我孫子第二小学校出身で、全国少年少女レスリング選手権大会で4連覇した木村美海さんがランナーとして参加しました。
さらに、パラリンピック競技では、我孫子第四小学校、白山中学校出身の今井友明選手が、リオデジャネイロパラリンピックに続き、車いすラグビーの日本代表として選出されました。競技は8月25日~29日に、国立代々木競技場で行われ、見事、銅メダルを獲得されました。
学校連携観戦チケットによる小中学生の競技観戦は、1都3県に会場があるオリンピック競技は無観客での開催となったため、中止となりました。パラリンピックについては、8月16日に東京都や国際パラリンピック委員会などを含む4者会談が行われ、無観客の開催となりましたが、学校連携観戦チケットによる観戦は、都道府県をまたぐ移動をしないことなどを条件に実施が可能となりました。この方針を受け、共生社会を考える良いきっかけであり、子どもたちにとっても貴重な体験となることから、観戦を希望し、保護者の同意を得た小中学生と引率者を含めた約390名が、会場となる幕張メッセにおいてシッティングバレーボールとゴールボールを観戦する予定です。
なお、観戦にあたっては、新型コロナ対策として、会場までの移動手段を貸切バスに変更して実施します。

企業が進出・操業しやすい環境づくり

柴崎地区の産業用地整備を行う民間開発事業者を10月から公募するにあたり、事業者の選考、その他必要な事項について審議する「我孫子市柴崎地区産業用地整備事業者選考委員会」を設置します。選考委員会は、学識経験者2名を含め合計6名で構成します。
なお、関連する条例の改正及び経費については、今議会に上程しています。

水害対策

布佐排水区では、県道千葉竜ケ崎線から上流側の雨水幹線整備工事のうち、3工区について11月末の完了を目指すとともに、引き続き4工区の整備を進めます。
若松地区では、第4排水区3工区の雨水管布設工事を進めます。柴崎排水区の柴崎幹線整備工事2工区は、3か年継続事業の2年目として雨水管の推進工事に着手しており、下流側の推進工事が6月末までに完了しました。
引き続き、国道6号及び県道船橋我孫子線の横断部の推進工事を進め、令和4年度の完了を目指します。
市では、床上浸水が多発している地区の水害対策を優先的に進めていますが、工事には多額の費用と長い年月が必要です。
今後も、国の交付金を活用しながら、引き続き水害に強いまちづくりに取り組んでいきます。

消防力の強化

中里地区に移転整備を進めている(仮称)湖北消防署の開設に向け、公募型プロポーザルにより事業者を選定し、今年度から令和5年度までの予定で、設計業務等の委託契約を締結しました。

地域住民や自治会の皆様への説明、意見交換を行いながら、令和6年度、7年度に予定する工事に向け、事業を進めていきます。

また、出動件数の増加に対する救急隊と救助隊の増隊に向けた職員と車両等資機材の拡充について、消防審議会から6月に答申を受けました。

なお、消防職員定数の増員に係る条例改正については、今議会に上程しています。

白山跨線人道橋の整備

工事については、JR東日本において、6月から実施しています。7月~9月にかけては、跨線橋上の通行規制を行いながら作業を進めており、9月以降は、夜間を中心に橋の裏側の補修工事を行い、令和4年5月の工事完了を目指しています。

シティプロモーションの推進

新型コロナの拡大により、リモートワークの進展など就業形態は大きく変化し、住環境の優れた郊外の住宅地が注目されています。
こうした機会を捉えて、令和元年に発行した住み替えPRリーフレット「住み替えあびこナビ」を基に、新しい生活様式に対応した改訂版を制作します。
紙面では、我孫子市と首都圏における直近の地価比較のほか、リモートワーク中の市民の声など、多彩な本市の魅力を写真も交えて、分かり易く紹介していく予定です。
なお、改訂版は民間企業や市内の不動産店舗などに配布し、市の魅力を発信する取り組みを進めます。

保育環境の整備

湖北台保育園の園舎建替本体工事は、6月28日付けで本契約を締結し、7月30日から工事現場事務所や仮囲い等の整備を行い、現在、わくわく広場の建物の解体を進めています。
10月中旬までに建設地内の擁壁工事を完成させ、その後、園舎の建設に着手する予定です。

小学校プール事業の民間委託

民間のプール施設を活用した水泳指導については、湖北台東小学校をモデル校として6月~7月にかけて実施しました。
児童の泳力別にグループ分けを行い、スイミングクラブのインストラクターが各グループに合った指導を行うことにより、確実な泳力向上に繋がりました。
児童からも「楽しく指導を受けられてよかった、泳ぎが上達してよかった」等の声が多く聞かれ、例年に比べて水泳授業に必要な持ち物を忘れる児童や、見学する児童が少ないなど、より積極的に参加する姿が見られました。
インストラクターと教員が協力、役割分担することで、児童の安全が確保され、楽しく学ぶことができました。
今後は、水泳指導の継続を第一に考え、児童の泳力向上や教員の負担軽減及び学校プールの維持管理費と比較した費用対効果も期待できることから、来年度も民間施設を活用した水泳指導の実施について、拡大することも含めて検討していきます。

常磐線・成田線の利便性向上

成田線沿線7市町で構成する成田線活性化推進協議会では、成田線の増発や常磐線特別快速列車の我孫子駅停車などの実現に向けて、毎年JR東日本へ要望活動を実施しています。
今年度は、10月11日に千葉支社、11月1日に東京支社を訪問し、要望活動を実施します。
沿線活性化事業では、成田線開業120周年記念事業の一環として絵はがきコンクールを企画し、沿線7市町の小学5年生と中学2年生に参加を促しました。今後は、提出された絵はがきを、各市町で審査を行い、優秀賞などを選定します。選定した絵はがきは12月頃に成田線の各駅に展示していく予定です。
また、JR東日本千葉支社と連携し、自転車をそのまま載せられる特別仕様のサイクルトレイン「B.B.BASE」が10月16日、17日の2日間、総武線両国駅から千葉・成田を経由し、布佐駅までの区間で初めて運行されます。手賀沼周遊の初級者コースや手賀沼と印旛沼を結ぶ上級者コースなど3つのサイクリングコースを用意し、訪れたお客様には我孫子をPRするため、我孫水やふるさと産品の白樺派のカレーをお土産に配布する予定です。サイクルトレイン「B.B.BASE」の運行を機に、多くの方にご利用いただき手賀沼周辺の豊かな自然環境を知っていただくきっかけづくりとなるよう、準備を進めていきます。
JR東日本東京支社との連携では、秋の我孫子を堪能していただくため、11月17日~21日の5日間、「自然と文学を感じる手賀沼散策コース」をテーマに我孫子駅において「駅からハイキング」を実施し、多くの訪れるお客様に市の魅力をPRしていきます。
さらに、秋のイベントでは、沿線の松戸市、柏市、我孫子市、取手市の4市合同で、上野駅において「産直市」を開催し、沿線各市の地元野菜やふるさと産品などを出品する予定です。上野方面にお出かけの際は、ぜひお立ち寄りください。
常磐線沿線の8区市とJR東日本東京支社、東京藝術大学の10者で構成するJOBANアートライン協議会では、アートを機軸とした沿線のイメージアップと地域活性化を図るため、今年度は、新型コロナの状況を注視しながら、秋に沿線自治体において、アートアンブレラなどを実施する予定です。
また、協議会の活動内容をPRするため、上野駅中央改札口2階にある上野駅アートギャラリーを活用してアートアンブレラの展示イベントを開催し、常磐線の魅力向上に繋げていきます。
今後も、常磐線・成田線の利便性向上に向けて、JR東日本に対し、粘り強く要望活動を継続するとともに、様々なイベントを通して沿線の活性化に努めていきます。

我孫子駅構内エレベータの整備

我孫子駅構内のトイレ改修工事については、12月完了予定が大幅に早まり、8月1日に供用を開始しました。また、エレベータの整備についても、JR東日本からは順調に工事が進んでいることが報告されています。今後も、早期供用開始に向け、JR東日本と引き続き協議を行い、事業を進めていきます。

(仮称)シャトルバスの実証運行

市の東西を結ぶシャトルバスについては、秋からの実証運行開始を計画していましたが、新型コロナの影響により、今月には緊急事態宣言が発出され、感染の収束に見通しが立たないことから、 一旦、延期とさせていただきます。開始時期は未定ですが、延期期間中においても、新型コロナによる生活の変化などを考察し、事業計画の再検討を行っていきます。

我孫子駅北口自転車駐車場の一時利用設備導入

現在のゲート式駐輪設備は、設置から22年が経過し、メーカー生産も終了していることから、部品調達が不可能で故障時に対応できないため、新たにロック式駐輪設備を導入します。今月中に公募型競争入札による事業者を決定し、早期の完成を目指していきます。

買い物支援事業

株式会社カスミとの包括連携協定により、高齢者支援事業の一環として、8月2日から、市内の商業施設が少ない地域を巡回する移動販売が開始されました。
販売場所は、湖北、新木、布佐、久寺家地区を中心に、公共施設や自治会館、福祉施設など37か所となっており、地域の要望に合わせて定期的に追加や見直しを行っていきます。

特別養護老人ホームの整備

「第8期介護保険事業計画・第9次高齢者保健福祉計画」に基づき、特別養護老人ホームを整備・運営する事業者を募集したところ、2者から応募がありました。
しかし、我孫子市特別養護老人ホーム整備運営事業者募集要領に定めた書類の提出に不備があったため、審査の結果、2者とも失格としました。
来年度の選定に向けあらためて、十分な申請期間を設けたうえで、事業者の募集を行います。

平和事業

被爆地への中学生派遣事業では、8月9日~11日に市内中学校の代表12名を広島市に派遣しました。出発前には、私をはじめ引率の職員、平和事業推進市民会議委員と参加したすべての中学生がPCR検査を行い、陰性を確認した上で、広島市を訪問しています。広島平和記念式典への参列や広島市の独自の対応により休館となった平和記念資料館の見学はできませんでしたが、現地でも感染症対策を講じながら、我孫子から持参した千羽鶴を奉納し、原爆ドームや被爆した小学校の資料館の見学、被爆体験講話の聴講などを通して、原爆の恐ろしさと平和の大切さを学ぶことができました。
なお、派遣事業に際し、参加した中学生をはじめ随行した職員等、新型コロナの感染者を出すことなく無事に終了することができました。8月14日には、我孫子市平和祈念式典を原爆被爆者の会と共催で開催しました。式典は、手賀沼公園の「平和の記念碑」前で実施する予定でしたが、当日は悪天候となったため、アビスタにおいて、新型コロナの影響を鑑み、規模を縮小しての開催としました。

また、式典終了後の「手賀沼とうろう流し」も中止としましたが、原爆被爆者の会や平和事業推進市民会議委員、派遣中学生などによって作成された「とうろう」は、アビスタに展示し、参加者それぞれが平和への思いを祈念しました。
派遣中学生は、今後、12月5日に、けやきプラザで開催する「平和の集い」で派遣報告を行うほか、市内の小学校で実施する「広島・長崎派遣中学生リレー講座」に講師として参加し、戦争や原爆の恐ろしさ、平和の尊さを次世代に伝えてもらう予定です。

市民のチカラまつり

市民活動団体が力を合わせ、行政・学校・企業・商店など多様な主体と連携しながら実施するまちづくり交流イベントとして、今年度で5回目の開催となります。

昨年度は、コロナ禍におけるイベント開催の試みとして、インターネットを活用した市民活動団体との体験講座、団体活動の紹介動画をYouTubeで配信するなど、沢山の方にご参加いただきました。
今年度は、9月25日、26日に、インターネットを活用した講座の他、3つの密を避けながらの参加型によるステージ発表等をけやきプラザ、アビスタで開催します。
また、7月~令和4年2月にかけては、感染症対策を講じながら市民活動団体による講演会を随時実施しています。これにより、市民活動団体の活動に関心を持っていただき、市民公益活動への参画を促していきます。

移動図書館の整備

新型コロナの影響で外出の自粛が続く中、児童に読書に親しんでもらい、また、調べ学習に必要な資料を学校に貸出すため、新たな移動図書館車を購入しました。車体には子どもたちに人気の「手賀沼のうなきちさん」をデザインし、10月から巡回する予定で準備を進めています。

都市計画に関する総合調整

千葉北西連絡道路については、多くの方々に検討内容を知っていただくため、7月に、あびこショッピングプラザ及びアビイクオーレにて、パネル展を実施しました。
また、「千葉東葛間広域幹線道路建設促進期成同盟会」では、早期事業化に向けて、国土交通省、財務省に対し要望活動も行いました。
今後も、広く市民の皆様への情報提供を行うとともに、市の発展に寄与する道路の実現に向け、国への要望などを継続していきます。
都市計画マスタープランについては、7月から広く市内・市外の皆様の意見を募集しており、主に住宅都市としての魅力向上、活力を生み出す土地利用などに関して、寄せられたご意見や千葉北西連絡道路の検討状況を参考とし、見直しを進めていきます。

手賀沼公園・久寺家線の整備

6月末に自治会等の地域の皆様へ、工事説明会を実施するとともに、近隣の小中学校、幼稚園、保育園に工事のお知らせをし、事業を進めています。
国道356号側の工事については7月から着手し、手賀沼公園側の工事は、商業施設による支障物の撤去工事が完了したことから、道路整備工事に着手します。
また、手賀沼公園・久寺家線と公園坂通りや国道356号との接続部分における車の通行の切り替え方法や時期については、安全性に配慮しながら関係機関と協議を進め、切り替え工事に先立ち早い時期に自治会等にお知らせするとともに、広報やホームページなどでも周知できるよう調整していきます。
さらに、公園坂通りについては、7月に、沿道にお住まいの方をはじめ広く市内・市外の方を対象に、整備の方向性に関するアンケートを実施しました。我孫子市のシンボルロードのイメージや無電柱化の必要性等について寄せられたご意見を踏まえながら、 都市計画マスタープランの中で示す公園坂通りの将来ビジョンの検討を進めていきます。

道路整備事業

狭隘な妻子原地区の道路については、電柱を民地に移設することでこれまでよりスムーズな行き違いが可能となる為、東京電力及びNTTによる工事を進めていきます。
土谷津地区では、道路整備に必要となる用地の取得や雨水管の整備工事を行います。

我孫子駅北口の西原地下歩道ゲートについては、現在、新しいゲートを設置する工事を行っており、9月中の完了を予定しています。
工事に際しては、自治会等への回覧や看板の設置等により、住民へお知らせします。工事中はご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いします。

下水道事業

下水道総合地震対策として、湖北台西小学校と布佐南小学校のマンホールトイレ設置工事及び布佐地区と湖北台地区のマンホール浮上防止工事を9月に着手する予定です。
また、下水道未普及地区の整備では、現在、久寺家地区、下ヶ戸西側地区、布佐駅東側地区で工事を進めているほか、湖北駅北口地区については、9月に着手する予定です。
久寺家1、2丁目地区の不明水対策は、下水道本管について、破損箇所からの浸入水を防ぐため、補修工事を9月に着手する予定です。

小中学校コンピュータ教育の推進

8月までに、全小中学校のネットワーク環境の整備及び学習支援ソフトの導入が完了しました。
2学期からは、タブレットを本格的に活用し、インターネットを使った調べ学習をはじめ、児童生徒同士の考えの共有や教員と児童生徒が相互にデータの送受信を行うなど、学びを深める学習にも取り組んでいきます。
また、タブレットの持ち帰りや保護者会での説明等を実施し、各家庭でのインターネット接続環境を確認しながら、1人1台のタブレットを活用した学習について検証を重ね、子どもたちに育むべき資質・能力を育成していきます。

ジャパンバードフェスティバルの開催

11月6日、7日に予定していたジャパンバードフェスティバルは、新型コロナの影響により、7月7日の実行委員会で会場開催の中止を決定しました。
今年度も、JBFホームページでオンラインコンテンツを配信し、JBFの魅力を発信していきます。

企画展「鳥のチャンピオン」

鳥の博物館では、東京2020オリンピック・パラリンピックの開催に合わせて、第88回企画展「鳥のチャンピオン」を7月17日~11月28日まで開催しています。
鳥類は、その生活のために驚くべき身体のしくみや能力を持っています。鳥の大きさ、飛翔能力、視力や寿命などについて、鳥の博物館が「チャンピオン」を選んで、その記録や能力について紹介しています。コンドルの飛翔標本など、迫力のある展示を行っていますので、ぜひ、ご覧ください。

マイナンバー制度の普及

8月8日時点の申請人数は63,364人、申請率は48.1%、交付人数は52,771人、普及率は40.1%となり、県内6番目の普及率となっています。
今後も継続して、平日に来庁できない市民の方のために、月2回程度の休日開庁を行う予定です。
また、引き続き、令和4年1月から予定している住民票と印鑑登録証明書及び課税証明書のコンビニ交付にマイナンバーカードが必要であることを周知するとともに、タブレットを活用したオンライン申請のサポートなどを行い、普及率の向上に努めていきます。
なお、マイナンバーカードを被保険者証として活用し、医療機関窓口で資格を確認する「オンライン資格確認」については、国が実施したプレ運用で、データの不備によるエラーが発生したため、本格運用は、当初予定していた3月下旬から延期されていましたが、10月までには開始される予定です。

お休み処

お休み処は、平成15年の開所から約18年間、高齢者が気軽に立ち寄れる場所として運営を続けてきました。しかし、新型コロナの影響により、令和2年3月より休止して以降、再開の目途が立たない状況のため、我孫子市社会福祉協議会との協議により、閉鎖することとしました。
これまで、運営にご協力いただいた方々には、心から感謝申し上げます。
なお、お休み処を補完する役割については、きらめきデイサービス事業の中で、実施できるよう我孫子市社会福祉協議会との調整を進めていきます。

成人式の開催

令和4年我孫子市成人式は、1月9日に4部制での式典の実施を予定しています。当日は、入場時の検温や手指消毒など、新型コロナ対策を徹底するとともに、会場内の密を避けるため、式典の様子を1か月程度録画配信する予定です。
なお、録画配信に係る予算については、今議会の補正予算に計上しています。

小中学校の修学旅行等

市内小中学校の修学旅行と林間学校については、9月12日までの緊急事態宣言が発出されているため、緊急事態宣言期間中に計画されていた修学旅行等は児童・生徒の健康を第一に考え、延期することとしました。なお、すでに1学期に修学旅行等を予定し、2学期以降に延期したことで発生している中学校2校分の修学旅行等の延期に係る料金については、保護者の経済的負担を軽減するため「修学旅行等の延期又は中止に係る追加費用等補助金」としての事業費を今議会の補正予算に計上しています。
また、今後の旅行延期等に係る料金が発生した場合についても、市として支援していきます。

小中学校の教育環境の整備

布佐中学校区では、布佐小学校と布佐南小学校が全学年で単学級、布佐中学校が全学年2学級になっています。今後の学校のあり方について検討していくため、7月17日に布佐小学校と布佐中学校、18日に布佐南小学校の保護者を対象に「布佐中学校区の適正規模と学校のあり方について」の教育委員会主催の説明会を開催しました。参加者数は、3校合計で54名でした。
説明会では、学校施設個別施設計画、学校の適正規模について、昨年度実施したアンケート結果や、小中一貫教育などを説明し、質問やご意見を頂戴しました。
今後も児童生徒にとって最適な教育環境となるよう広く意見を伺い、児童生徒数が減少している布佐地区の学校のあり方について、地域の特性に合わせた施設一体型の小中一貫校を含めて検討を進めていきます。

中学校体育館エアコン

整備を進めていた中学校のエアコン設置については、8月19日から全ての中学校で利用できるようになりました。現在、部活動などで熱中症対策として有効に活用しています。

リスクマネジメントの推進

市では、補助金申請事務処理誤りを根絶するための対応策を整備しました。対応策の概要は、国や県からの補助金、交付金、負担金等の申請事務について、あらかじめリスクがあることを前提に、一連の事務作業の中にある不適正な事務処理や事務処理誤りが発生する可能性を把握し、内容に応じて個別の対策を講じることとしています。
今年度新たに設置した行政管理課では、各課がリスクの把握から、リスクの評価、対策を整備できるよう、共通の様式と標準的な雛形を作成しました。この共通の様式等を活用し、不適正な事務処理や事務処理誤りの防止に全庁的に努めています。
また、7月16日には、職員一人ひとりにおける意識の向上と組織全体のマネジメント強化を目的として、全ての所属を対象とした研修会を実施し、管理職を含む91名 の職員が参加しました。

公共施設の老朽化対策

我孫子市民プラザでは、老朽化した空調設備の更新工事を11月~12月にかけて実施する予定です。工事期間中は、会議室や和室、フリースペースなど一部の施設が利用できなくなります。

あらき園は、開園後33年が経過し劣化してきた本館棟の屋根及び外壁の改修工事を令和4年2月末までの予定で行っています。
公共施設の工事等に際し、利用者の皆様には、ご不便をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いします。

志賀直哉邸書斎の改修

書斎は、今から100年前の大正10(1921)年に志賀直哉氏の設計で建てられたもので、ここで『暗夜行路』などの名作が生み出されました。平成23年度には我孫子市指定文化財となっています。しかし、近年では天井に張られた網代や漆喰壁が剥がれたり、庇や土台などに腐食が認められるなど、経年劣化が見られるようになりました。このため文化財としての価値を減らさないように保存修理工事を実施することとしました。工事に当たっては、志賀直哉氏の名作ゆかりの書斎ということで、広く寄附を募って工事費に充てるよう、9月1日よりクラウドファンディングを実施することとしています。
この事業を通じて、多くの方々が志賀直哉邸跡に関心と愛着を持ち、白樺派ゆかりのまちである我孫子を知っていただきたいと考えています。

総合計画の策定

現在、総合計画審議会でいただいた市の取組に対するご意見等を参考に基本計画を策定しています。基本計画案については、パブリックコメントなどを通して広くご意見をいただく予定です。
また、令和4年度から第四次総合計画に基づいて実施する事業について、より市民の皆様にわかりやすく、より適正に効果検証ができるよう、現行の事務事業の集約と事務事業評価表の見直しを行っています。約1,300件ある事務事業については、近隣市を参考に、目的が同様の事業を集約し、より効果的な事業手法への変更など柔軟に対応できるようにしていきます。事務事業評価表については、指標の達成状況と費用対効果を中心とした評価をすることで適切にPDCAサイクルを回せるようにしていきます。


以上で、市政一般報告を終わりますが、各事業の推進に一層の努力をしていきますので、議員皆様のご理解とご協力をお願いします。

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〒270-1192 千葉県我孫子市我孫子1858番地(本庁舎2階)
電話:04-7185-1426 ファクス:04-7185-1142

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我孫子市役所

法人番号9000020122220
〒270-1192 千葉県 我孫子市 我孫子1858番地
電話:04-7185-1111(代表) /ファクス:04-7185-1520(秘書広報課広報室)
平日午前8時30分~午後5時(土曜日曜・祝日・年末年始を除く)

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