長期未整備となっている都市計画道路の費用対効果等の検討結果
我孫子市の道路交通体系は、各駅を中心に市街地を形成するとした土地利用方針を踏まえ、市街地の外縁部において通過交通を処理することによって市街地内の生活環境を保護することを基本的な理念とし、昭和40年代に現在の都市計画道路網の原型を定めてきました。
こうした都市計画道路は、市内に23路線あり、これまで着実に整備を進めてきましたが、今なお整備に着手していない路線も残っています。
一方、近年における少子高齢化の進展や人口減少社会の到来など、我孫子市を取り巻く社会状況も大きく変化しています。
こうしたことから、市では、長期にわたって未整備となっている都市計画道路の今後の取り扱い方針を検討するため、平成23年度に千葉県が行った県内幹線道路網の将来交通量の推計結果を参考に、市内の都市計画道路網の交通量推計や、未整備路線を整備した場合の費用対効果等の評価を行い、平成25年3月に「長期未整備都市計画道路費用対効果検討業務委託報告書」としてとりまとめました。
今後は、この結果を基に、さらにまちづくりの視点からの検討も加えながら、長期にわたり未整備となっている都市計画道路の見直しを進めていきます。
長期未整備都市計画道路費用対効果検討業務委託報告書(平成25年3月)
1.目的
2.調査の進め方
1.人口動向
2.現況交通実態の分析
3.駅端末交通手段
4.道路交通量
5.都市計画道路の整備状況
6.上位関連計画の整理
1)将来人口の動向
2)将来都市構造
1.交通量推計の概要
1)手順
2)推計条件
3)我孫子市の将来自動車交通量の見通し
4)千葉県推計と本推計の人口フレームの整合性
2.交通量推計の準備
1)道路ネットワークデータの作成
2)ゾーニング
3)ゾーン別人口フレーム
4)自動車OD表の集計
3.交通量配分シュミレーションによる交通量推計結果
1)配分手法
2)現況交通量推計の再現性の検証
3)将来交通量推計
IV章.都市計画道路の見直しに向けた定量評価(PDF:5,934KB)
1.検討方法
2.交通通行機能のための機能評価(廃止・変更における影響評価)
1)自動車の通行機能(整備有無の比較)
2)自動車の通行機能(国の客観的評価指数)
3)歩行者・自転車の通行機能
3.費用対効果の算定
1)自動車の通行機能
2)歩行者・自転車の通行機能
4.点検候補路線等の評価結果
1)点検候補路線
2)都市計画道路3・4・10の計画幅員
3)構想路線
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