自治会・自主防災組織で新たに防災担当になられた方へ
はじめに
甚大な災害になるほど、『共助』の役割が非常に重要です。
『共助』とは、災害時に、まず自分自身や家族の安全を確保した後に、近所や地域の方々と助け合うということです。 また、災害時に円滑に助け合いができるように、日常から地域での助け合いについて備えることです。
阪神・淡路大震災では、一番多くの人命を救助したのは地域の住民による『共助』でした。
災害から地域の被害を守るため、まずは下記の4点に取り組み、災害に備えましょう。
自治会などで自主防災組織が設立されているかを確認しましょう。
平常時から地域住民が自主的に協力し、防災活動に取り組むための組織を「自主防災組織」といいます。
まずは、地域の自治会などで自主防災組織が設立されているかを確認しましょう。
我孫子市では自主防災組織の結成及び防火防災訓練の実施などの活動に対して、助成制度を設けてますので、ご活用ください。
自主防災組織について、助成制度の概要について→自主防災組織
自主防災組織の設立について→自主防災組織資器材交付の手続き
防災訓練を実施しましょう。
〇災害時に地域で協力して避難行動がとれるよう、防災訓練を実施しましょう。
自主防災組織で行う防火防災訓練などの活動に対して、助成金を交付していますのでご活用ください。
また、炊き出し訓練を行う場合、市では活動支援用として、備蓄食糧を提供していますのでこちらもご活用ください。
防災訓練の計画と実施の流れ、助成の手続きについて→自主防災活動に対する助成の手続き
→自主防災組織活動マニュアル
〇市主催の防災訓練に参加しましょう。
市では、関係機関と連携して行う総合防災訓練や、避難所の設営が体験できる避難所運営訓練を実施していますので、ぜひご参加ください。
総合防災訓練について→我孫子総合防災訓練
避難所運営訓練について→避難所開設・運営訓練
防災倉庫及び資器材を確認しましょう。
自主防災組織として、どのような防災資器材を保有しているか確認しましょう。
資器材にも耐用年数などがあるため、災害時に使用できるよう、確認、点検を行うことが重要です。
防災に関する情報を収集しましょう。
初めて防災の担当になられた方等、防災に関して不明な点が非常に多くあると思います。
まずは、市で作成した「あびこハザードマップ」をご覧いただき、防災に関する知識を深めましょう。
※ハザードマップは令和2年9月に自治会を通して全戸配布を行っています。また市役所や行政サービスセンターなどでも配布しています。
防災に関して不明な点があれば市民安全課危機管理係までお問い合わせください。