おすすめ散策コース3
(1) 古墳と水辺の施設を訪ねる(所要時間 徒歩1時間30分)
市役所バス停→旧村川別荘→子之神大黒天→手賀沼親水広場→鳥の博物館→山階鳥類研究所→水神山古墳→我孫子中学校バス停
(2) 市民の森や寺社を訪ねる(所要時間 徒歩1時間30分)
東我孫子駅→一里塚跡→岡発戸市民の森→滝不動→八幡神社→高野山1号墳石室(我孫子中学校)→最勝院→高野山バス停
(3) 水辺の景観と水鳥を楽しむ(所要時間 徒歩1時間30分)
市役所バス停→手賀沼親水広場→鳥の博物館→水生植物園→手賀沼ビオトープ→滝不動→東我孫子駅
千葉県が1991(平成3)年に開設した施設。2015(平成27)年より市に移譲された。広場にじゃぶじゃぶ池や安田侃(かん)の大理石彫刻、水の館に水生植物や水質浄化に関する資料の展示コーナーやプラネタリウムなどがある。2016(平成28)年より改修工事を行う予定。
村川堅固は東京帝国大学教授。西洋史の大家。1921(大正10)年、我孫子宿本陣 の離れ屋を購入して移築し、母屋とする。1928(昭和3)年、朝鮮風建物を新築。子息の堅太郎も東京大学教授。バーナード・リーチ設計の三角椅子がみられる。市民のボランティアによるガイドあり。
子之神大黒天
子之神将と大黒天を祀る。伝説に源頼朝が脚気に罹ると、夢に白鼠に乗った翁があらわれ、柊で足を祓うと治った。相馬霊場38・43番札所。1806(文化3)年小林一茶が参詣。6世紀の前方後円墳がある。
日本唯一の鳥類専門の博物館として1990(平成2)年に開館。トキの剥製や絶滅した巨鳥エピオルニスの卵など、貴重な資料を展示している。手賀沼の鳥の生態ジオラマ。鳥の起源と進化・始祖鳥の化石レプリカ等。世界の鳥の剥製標本。鳥の鳴き声。映像ホール。パソコンによる鳥のQ&Aコーナー。ほかに企画展が開催される。
水生植物園
手賀沼遊歩道沿いにあり、季節ごとにあやめ(花ショウブ)や藤棚などが楽しめる。
山階鳥類研究所(見学は毎月第4金曜日、要予約)
1984(昭和59)年に渋谷区から我孫子市へ移転。わが国唯一の民間鳥類専門研究機関。総裁は秋篠宮文仁殿下。故山階芳麿博士が建てた山階家鳥類標本館が前身。標本7万点。図書4万冊。
水神山古墳
4世紀末から5世紀初に築造。東葛飾地方最大の前方後円墳。長さ63メートル、東側の前方部の幅28メートル、西側の後円墳の径32メートル、高さ5メートル。割竹形木棺、管玉、小玉、刀子(とうす)、針束が出土。埴輪、武具はなし。隣の香取神社には方墳1基、円墳2基と百庚申。
滝不動
湧き水の小滝の側に倶利伽羅竜王像と松尾芭蕉の句碑「清滝や波にちりこむ青松葉」がある。1799(寛政11)年造立の不動明王浮彫碑。志賀直哉の作品『矢島柳堂』に登場する藤棚。相馬霊場36番札所。
八幡神社(岡発戸新田)
1924(大正13)年に手賀沼の底から出土した丸木舟を保管。材質はカヤ。境内に庚申塔。1837(天保8)年銘の石祠「待道(まつどう)権現」、支那事変記念の狛犬などがある。
環境経済部 商業観光課
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