平成31年度のお知らせ

　低入札価格調査制度のさらなる公平・公正な運用を目的に、我孫子市低入札価格調査実施要綱を改正します。
　具体的には、低入札価格調査を実施する際に、その入札価格が契約の内容に適合した履行がされないおそれがあるか否かを判断するための審査基準を新たに規定しました。
　また、審査基準を満たしているか否かを判断するため、調査基準価格を下回る入札額を提示した事業者に対し必要な調査資料の提出を求めることとします。
　要綱は、令和2年4月1日以降に公示される入札公告から適用します。
　入札に参加を希望される事業者の方は、次の要綱、様式及び資料作成要領をご確認ください。

　我孫子市の発注する道路工事について、概算数量方式による発注を、令和2年1月より試行することとしたのでお知らせします。
　概算数量発注方式は、詳細設計を行わずに平面図や標準断面図から数量を算出し、金額を積算するものです。
　詳細設計にかかる時間と経費を縮減することができることから、舗装修繕等の迅速な対応が必要な工事について適用していきます。
　概算数量発注方式により入札を行う場合、入札公告文及び設計図書にその旨を記載しますので、入札に参加される事業者の方は留意してください。

令和元年10月1日より消費税率が10%となることに伴い、最低制限価格決定基準を次のとおり改正しました。

　我孫子市の総合評価方式入札における落札者決定基準について、次のとおり改正します。

　「企業の技術力」のうち「企業の施工能力」について、「我孫子市の工事成績評定点」に係る評価項目

　対象年度（過去2か年度）における「工事成績評定点の平均値」の算出方法を、2か年度のそれぞれについて平均値を算出した後にその2か年度の平均値を算出する方法から、2か年度の全ての工事成績の平均値を算出する方法に改正する。

　公募型一般競争入札における測量・コンサルタント業務の発注においては、ダンピング防止を目的に最低制限価格を設定し、事前公表をしています。
　しかし、最低制限価格の事前公表においては、複数の事業者が最低制限価格で入札し、「くじ引き」となる事例が多く見受けられており、適正な積算による競争が損なわれていることが懸念されています。
　我孫子市の入札においても、測量・コンサルタント業務のうち、特に設計業務においてこのような傾向がみられることから、平成31年4月以降に執行する公募型一般競争入札から、設計業務の発注において最低制限価格を事後公表とすることとしました。
　なお、最低制限価格は開札結果の公表時に公表するものとします。

　平成31年3月に「工事請負契約に係る低入札価格調査基準中央公共工事契約制度運用連絡協議会モデル」が改正されたことに伴い、最低制限価格決定基準を見直しました。
　本基準は、平成31年4月26日以降に公告を行う入札等において適用します。