ポリファーマシーについて
ポリファーマシーとは
多くの薬を服用しているために、副作用を起こしたり、きちんと薬が飲めなくなったりしている状態をいいます。単に服用する薬の数が多いことではありません。
薬の数が増える原因
加齢に伴い、複数の病気を持つ人が増えてきます。病気の数が増え、受診する医療機関が複数になることも薬が増える原因となります。
「いつもと違う」と感じたら
薬を飲んでいて、次のような症状が気になることはありませんか?薬が追加されたり、変わったりした後は、特に注意しましょう。
薬の副作用の可能性がある症状
食欲低下、物忘れ、ふらつき・めまい、気分がしずむ、おしっこが出にくい、眠気、便秘
医師や薬剤師に相談を
気になる症状があっても、勝手に薬をやめたり、減らしたりするのはよくありません。薬が多いからといって必ず減らすべきということではありません。薬によっては、急にやめると症状が悪化したり、思わぬ副作用が出ることがあります。必ず、医師や薬剤師に相談しましょう。
具体的な相談の仕方
- 使っている薬は、必ず全部伝えましょう。薬以外で毎日飲んでいる健康食品やサプリメントがある場合は、その情報も伝えましょう。
- いつ頃から、どのような症状が出てきたのか、気になる症状についてメモしておきましょう。
お薬手帳を活用しましょう
「お薬手帳」は、ご自身が使っている全ての薬を記録するための手帳です。
医師や薬剤師などがお薬手帳からご自身が使っている全ての薬を把握できるよう、お薬手帳はひとつにまとめて、継続して記録するようにしましょう。
薬局では、薬剤師が手帳を見て、副作用や飲み合わせ、薬の量が適切かどうかなどをチェックします。また、薬剤師が薬の名前や飲み方を記入します。ご自身でも、服用後の体調変化があったときや、自分で購入した薬などを飲んだときに記入するようにしましょう。
健康福祉部 国保年金課
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