【ご意見をお寄せください】我孫子市におけるごみ収集に係る課題の検討報告書
はじめに
ごみの収集については、地域の実情にあわせて、市町村及び特別区の単位で定めることとされています。市では、10世帯以上のまとまり毎に集積所を設定してごみと資源を収集する方式(ステーション方式)を採用しています。
また、市では、可燃ごみを任意の透明ないし半透明の袋で集積所へ排出することとしていますが、ごみを収集するにあたって、ごみ処理手数料を上乗せして販売する有料の指定ごみ袋や、ごみ処理手数料を上乗せせずに仕様を定めた指定ごみ袋が、千葉県内では我孫子市を除く全ての自治体で導入されています。
ごみ収集に係る課題の中でもとくに、これまで、決められた日に分別して集積所へ排出すれば無料としているごみ収集を有料化することは、集積所を利用する全ての市民の生活に大きな影響を及ぼします。
市民が集積所へごみを排出する際に手数料を徴収する手法の導入については、令和4年3月に環境省が改訂した「一般廃棄物処理有料化の手引き」に手順が示されており、市では手引きを参照して検討を行いました。
また、あわせて、すでに有料で実施している、粗大ごみの戸別収集と市民が自らクリーンセンターへ持ち込むごみの手数料について、検討を行いました。
検討を踏まえた市の方向性について
集積所へ排出するごみの有料化
ごみ処理有料化については、住民や事業者の意識改革に繋がるものの、財政的な効果については限定的であることが確認できました。また、東葛飾地域で導入している自治体はないため、他市の状況を踏まえ、慎重に検討する必要があります。よって、集積所へ排出するごみの有料化については当面実施しないこととします。ただし、指定袋の導入については、県内での導入事例も多く、ごみの排出量を抑制する効果や、統一することにより半透明袋の徹底や他自治体からの持ち込みも防げることから、周知期間を設けた導入について検討していきます。
事業所から発生するごみについて
事業所から発生するごみについては、引き続き、事業者が許可業者へ依頼する、又は自らクリーンセンターへ持ち込むこととし、集積所へ排出することはできないものとします。
クリーンセンターに自ら持ち込むごみ等について
分別区分の変更や自ら持ち込むごみ処理手数料については、資源化の促進や受益者負担の適正化を図るため、改定等の見直しを進めていきます。また、粗大ごみ手数料については、当分の間、金額を据え置くこととします。
我孫子市におけるごみ収集に係る課題の検討報告書(PDF:1,644KB)
ご意見をお寄せください
この報告書については、市民の皆さんから広く意見をいただきたいと考えています。
このページの下段にある「メールを送信する」ボタンから「お問い合わせフォーム」を開き、ご意見を記入の上送信してください。
なお、個別の回答には時間を要する場合がありますので、あらかじめご承知おきください。
PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Reader DC(旧Adobe Reader)が必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Adobe Acrobat Reader DCのダウンロードへ
環境経済部 手賀沼課 資源循環推進室(クリーンセンター)
〒270-1121 千葉県我孫子市中峠2274番地
電話:04-7187-0015
ファクス:04-7187-2379