自転車の危険行為（自転車運転者講習制度）

道路交通法の改正により、令和6年11月1日から自転車に乗りながらスマートフォン等を使う「ながらスマホ」及び「酒気帯び運転」に対する罰則が整備されました。
また、令和8年5月までには、自転車の交通違反に対する反則金制度（青切符）も導入されます。

道路交通法の改正により、平成27年6月1日から「自転車運転者講習制度」が施行されました。
加害者にも被害者にもならないために、交通ルールをきちんと守り、安全に自転車を利用しましょう。

「自転車運転者講習」は、信号無視、指定場所一時不停止など、政令で定められた危険行為をし、原則として、3年以内に2回摘発された場合に受講が義務づけられています。

【自転車運転者講習の対象となる「危険行為」】
※印の行為は、令和6年11月の改正道路交通法の施行に合わせて追加

• 信号無視
• 通行禁止違反
• 歩行者用道路における車両の義務違反（徐行違反）
• 通行区分違反
• 路側帯通行時の歩行者の通行妨害
• 遮断踏切立ち入り
• 交差点安全進行義務違反等
• 交差点優先車妨害等
• 環状交差点安全進行義務違反等
• 指定場所一時不停止等
• 歩道通行時の通行方法違反
• 制動装置（ブレーキ）不良自転車運転
• 酒酔い運転、酒気帯び運転※
• 安全運転義務違反（ハンドルやブレーキ等を確実に操作せず、また他人に危害を及ぼすような速度・方法で運転する行為）
• ながらスマホ※
• 妨害運転

千葉県公安委員会から対象者に対し、自転車運転者講習を受けるべき旨を命ぜられます。

3時間

命令を受け、3か月以内に受講しない場合は5万円以下の罰金が科せられます。