乳幼児の予防接種 ポリオ
ポリオワクチンの予防接種について
経口生ポリオワクチンは平成24年8月末で終了し、平成24年9月からは単独の不活化ポリオワクチン、平成24年11月からは百日せきジフテリア破傷風ポリオ混合(DPT-IPV)ワクチン、令和6年4月からは百日せきジフテリア破傷風ポリオHib混合(DPT-IPV-Hib)ワクチンの接種が開始されています。
7歳6か月未満で不活化ポリオワクチンの接種(1期初回3回、1期追加1回)が完了していない方でご不明な点がありましたら健康づくり支援課(保健センター)へお問い合わせください。
今後の受け方のスケジュール
(1)不活化ポリオワクチンを1回から3回接種している方→不活化ワクチンが合計4回となるよう、残りの回数を不活化ワクチンで接種。
(2)生ポリオワクチン1回投与している方→不活化ポリオワクチンを3回接種。
(3)生ポリオワクチンを1回も投与していない方→DPTワクチンの接種が終了している場合は、不活化ポリオワクチンを4回接種。
(4)生ポリオワクチンを2回投与している方→不活化ポリオワクチンを接種する必要はありません。
※接種する予防接種の予診票をお持ちでない方は、健康づくり支援課から予診票を受け取った上で、予防接種契約医療機関に予約し、接種してください。
接種スケジュール
初回接種:20日以上の間隔をおいて3回接種
追加接種:初回接種終了後6か月以上、標準的には12か月~18か月までの間隔をおいて1回接種
※受け方についての詳細は、我孫子市健康づくり支援課にお問い合わせください。
参考:厚生労働省ホームページ:ポリオワクチン(外部サイト)をご覧ください。
予防接種によってポリオの流行は防がれています。
日本では、1960(昭和35)年に、ポリオ患者の数が5千人を超え、かつてない大流行となりましたが、生ポリオワクチンの導入により、流行はおさまりました。
今でも、海外から、ポリオウイルスが国内に入ってくる可能性があります。
海外では依然としてポリオが流行している地域があります。ポリオウイルスに感染しても、麻痺などの症状が出ない場合が多いので、海外で感染したことに気がつかないまま帰国(あるいは入国)してしまう可能性があります。
昭和50年から52年生まれの方はポリオ抗体保有率が低い場合があります。
この年代の方は、全員が抗体を持っていないわけではなく、前後の年齢層の方に比べると、抗体保有率が低いことがわかっています(平成21年度感染症流行予測調査事業より)。国内で野生型ポリオウイルスの感染を受ける心配は低いですが、ポリオウイルス流行が見られる地域(パキスタン、アフガニスタン等の南西アジア、ナイジェリア等のアフリカ諸国、中国、タジキスタン等)に渡航する場合は、念のため接種をおすすめします。
健康福祉部 健康づくり支援課(保健センター)
〒270-1132 千葉県我孫子市湖北台1丁目12番16号
電話:04-7185-1126(計画推進係・成人保健係・母子保健係)、04-7185-1634(予防接種係)
ファクス:04-7187-1144