予防接種の対象となる病気と予防接種の副反応
肺炎球菌
1.病気の説明
肺炎球菌は、多くの子どもの鼻や喉にいる菌です。子どもの体力の低下や抵抗力が落ちた時などに中耳炎、副鼻腔炎や髄膜炎などの感染症を引き起こします。
小児用肺炎球菌ワクチンは、子どもの肺炎球菌感染症予防に効果的なことが分かっています。ワクチンを接種すると、多くの子どもは肺炎球菌の感染機会が減少します。
2.標準的な接種期間・回数・間隔等
子どもの予防接種実施一覧表をご覧ください。
3.副反応
注射接種部位の赤み・硬結・腫れ・痛み、発熱(37.5度以上)が、接種2日後までに出現して、数日で消失します。非常に稀ですが、接種後30分以内に呼吸困難や全身性のじんましんなどを伴う思いアレルギー反応やけいれんのような症状が認められる(疑われる)場合は、すぐに医師に相談してください。
B型肝炎
1.病気の説明
B型肝炎ウイスルの感染により起こる肝臓の病気です。B型肝炎の感染は、主にB型肝炎ウイルスを含む血液あるいは体液との直接の接触によって生じます。非常に感染力が強いウイルスで、だれもが感染する可能性があります。免疫が不十分な乳児が感染すると、キャリア(ウイルスが体から排除されずに保有した状態)になりやすく、キャリアになると、慢性肝炎になることもあります。慢性肝炎は、肝硬変や肝臓がん等を引き起こすことがあります。
2.標準的な接種期間・回数・間隔等
子どもの予防接種実施一覧をご覧ください。
3.副反応
発熱、局所の発赤・腫脹・疼痛、倦怠感、頭痛などがあります。いずれも数日で回復します。極めてまれに、アナフィラキシー様症状(接種後30分以内に出現する呼吸困難や重いアレルギー反応)、急性散在性脳脊髄炎があります。
ロタウイルス
1.病気の説明
口から侵入したロタウイルスが腸管に感染して発症します。感染力が非常に強く、乳幼児のうちにほとんどの子どもが感染します。下痢や嘔吐は1週間程度で治りますが、激しくなると脱水症状を起こす場合もあり、乳幼児の急性胃腸炎の入院で最も多い感染症です。まれに、脳や腎臓に影響を及ぼすこともあり、生後すぐに感染する場合があるので、ワクチンの接種は早い時期に完了させましょう。
2.標準的な接種期間・回数・間隔等
子どもの予防接種実施一覧表をご覧ください。
初回接種は出生14週6日までの実施が推奨されています。
3.副反応
下痢、嘔吐、胃腸炎、発熱などです。まれに起こる重大な副反応として、アナフィラキシー様症状(接種後30分以内に出現する、呼吸困難や重いアレルギー反応)、また、接種後1~2週間は腸管に腸管が入り込み、腸が閉塞してしまう腸重積症のリスクが高まることがあります。腸重積症は手術が必要になることもありますが、発症後すぐに治療すればほとんどの場合、手術をせずに治療できます。・泣いたり不機嫌になったりを繰り返す・嘔吐を繰り返す・ぐったりして顔色が悪くなる・血便がでるなどの腸重積症の症状が1つでも現れた場合は、すみやかに医療機関を受診してください。
結核(BCG)
1.病気の説明
結核は結核菌の空気感染によって起こります。
わが国の結核はかなり減少しましたが、まだ3万人近い患者が毎年発生しており、大人から子どもへ感染することも少なくありません。また、結核に対する抵抗力は、お母さんからもらうことはできないので、生まれたばかりの赤ちゃんもかかる心配があります。乳幼児は結核に対する抵抗力が弱いので、全身性の結核症にかかったり、結核性髄膜炎になることもあり、重い後遺症を残すことになります。BCGは小児の重篤な結核(結核性髄膜炎や粟粒結核)に効果があり、早期に接種するのが望ましいとされています。
2.標準的な接種期間・回数・間隔等
子どもの予防接種実施一覧表をご覧ください。
3.接種後の注意
接種部位は、紫外線を避けて自然に乾燥させてから衣服を着用します。
接種後10日ごろに接種局所に赤いポツポツができ、一部に小さいうみができることがあります。この反応は接種後4週間ごろに最も強くなりますが、その後はかさぶたができて接種後3か月までには治り、小さな傷あとが残るだけになります。これは異常反応ではなく、BCG接種により抵抗力(免疫)がついた証拠です。自然に治るので包帯をしたり、バンソウコウを貼ったりしないでそのまま清潔に保ってください。ただし、3か月以上経過しても接種跡がジクジクしているようなときは医師に相談してください。
4.副反応
接種した側のわきの下のリンパ節がまれに腫れることがありますが、通常はそのまま様子を見ていれば治ります。接種局所がただれたり、大きく腫れたり、化膿して自然に破れて膿が出ることがあれば、医師に相談してください。
5.コッホ現象
結核に感染したことがある人が、BCG接種を受けた後、10日以内に接種した腕の場所が赤く腫れたり膿をもつことがあります。(通常の経過よりも早く赤くなったりします。)これをコッホ現象と呼びます。このような症状が見られた場合は接種医の診察を受けてください。
百日せき・ジフテリア・破傷風・ポリオ・ヒブ(Hib)
1.病気の説明
百日せき
百日せき菌の飛沫感染によって起こります。
百日せきは普通のかぜのような症状ではじまります。続いて咳がひどくなり、顔をまっ赤にして連続的に咳込むようになります。咳のあと急に息を吸い込むので、笛を吹くような音が出ます。通常、熱は出ません。乳幼児は咳で呼吸ができず、くちびるが青くなったり(チアノーゼ)、けいれんが起きることがあります。乳児では、肺炎や脳症などの重い合併症を起こし、命を落とすこともあります。
ジフテリア
ジフテリア菌の飛沫感染によって感染します。
主にのどに感染しますが、鼻にも感染します。症状は、発熱、のどの痛み、犬吠様のせき、嘔吐などで、偽膜と呼ばれる膜ができて窒息死することもあります。発病2~3週間後に菌の出す毒素によって、心筋障害や神経麻痺を起こすことがあります。
破傷風
土の中にいる破傷風菌が傷口から人の体内に入ることによって感染します。
破傷風菌が体の中で増えると、菌の出す毒素のために、口が開かなくなったり、けいれんを起こしたりして、死亡することもあります。
ポリオ(急性灰白髄炎)
「小児マヒ」とも呼ばれ、ポリオウイルスは人から人へ感染します。感染した人の便中に排泄されたウイルスが口から入り、のど又は腸に感染します。感染したウイルスは、3~35日間(平均7~14日間)腸の中で増えます。しかし、ほとんどの場合は症状が出ず、終生免疫を獲得します。症状が出る場合、ウイルスが血液を介して脳・脊髄へ感染し、麻痺を起こすことがあります。ポリオウイルスに感染すると、100人中5~10人はかぜ様の症状がみられ、発熱し、続いて頭痛、嘔吐(おうと)があらわれ麻痺が出現します。一部の人は麻痺が永久に残ります。また、呼吸困難により死亡することもあります。
わが国でも1960年代までは流行を繰り返していましたが、現在では予防接種の効果で、国内での自然感染は報告されていません。しかし、現在でもアフリカ、東南アジアの一部ではポリオが発生しているため、これらの地域で日本人がポリオに感染したり、日本にポリオウイルスが入ってくる可能性があります。
インフルエンザ菌b型(ヒブ:Hib)
インフルエンザ菌b型(ヒブ:Hib)は、髄膜炎、敗血症、肺炎など、乳幼児の重篤な全身感染症を引き起こす病原細菌です。冬に流行するインフルエンザとは異なります。
ヒブは、細菌性髄膜炎の原因菌として一番多く、特に0歳から1歳児に多く発病しています。ワクチンを接種することで、ヒブによる感染症(細菌性髄膜炎など)の予防効果があります。
2.標準的な接種期間・回数・間隔等
子どもの予防接種実施一覧表をご覧ください。
3.副反応
局所の発赤、腫脹(はれ)、硬結(しこり)など、また、全身反応として発熱、不機嫌など認められることがありますが、いずれも一過性で2~3日中に消失します。
ときに接種後数日を経過してから局所の発赤、腫脹(はれ)を認めることもあります。
また、接種部位の硬結(しこり)は少しずつ小さくなりますが、1か月くらい残ることがあります。特に過敏な子どもで肘を超えて上腕全体が腫れた例が少数ありますが、これも湿布などで軽くなっています。
また、非常にまれですが、重大な副反応ではショック、アナフィラキシー、血小板減少性紫斑病、脳症、けいれんなどが報告されており、これらの症状が認められる(疑われる)場合には、直ちに接種した医療機関へご相談ください。
※ウシ成分の使用に関する説明文
ヒブ(Hib)ワクチンは、製造の初期段階にウシの成分(フランス産ウシの肝臓及び肺由来成分、ヨーロッパ産ウシ乳由来成分、米国産ウシの血液及び心臓由来成分)が使用され、精製工程を経て製品化されています。既に世界100か国以上で使用されており、発売開始からの14年間に約1億5千万回接種されていますが、このワクチンが原因で伝達性海綿状脳症(TSE)にかかったという報告は1例もありません。理論上のリスクは否定できないものの、このワクチンを接種された人がTSEにかかる危険性は殆どないものと考えらています。
麻しん風しん
1.病気の説明
麻しん
麻しん(はしか)は、麻しんウイルスの空気感染によって起こる病気です。ウイルスに感染後、無症状の時期(潜伏期間)が約10~12日続きます。その後症状が出始めますが、主な症状は、発熱、せき、鼻汁、目やに、発しん等です。はじめ3日から4日は38度前後の熱とせきと鼻汁、目やにが続き、一時熱が下がりかけたかと思うと、また39度から40度の高熱となり、首すじや顔などから赤い発しんが出始め、その後発しんは全身に広がります。高熱は3日から4日で解熱し、次第に発しんも消失しますが、しばらく色素沈着が残ります。
合併症を引き起こすことが30パーセント程度あり、主な合併症には、気管支炎、肺炎、中耳炎、肺炎などがあります。麻しん患者100人中、中耳炎は約7人から9人、肺炎は約6人の割合で発生がみられます。脳炎は、約1,000人中2人の割合で発生がみられます。
また、麻しんにかかると数年から10数年経過した後に亜急性硬化性全脳炎(SSPE)という重い脳炎を発症することがあります。これは、麻しんにかかった者のうち約10万人に1人の割合でみられます。
麻しん(はしか)にかかった人のうち、数千人に1人程度の割合で死亡することがあります。ゆだんできないこわい病気です。
風しん
風しんは、風しんウイルスの飛沫感染によって起こる病気です。ウイルスに感染してもすぐには症状が出ず、約14日から21日の潜伏期間がみられます。その後、軽いカゼ症状で始まり、発しん、発熱、首のうしろのリンパ節が腫れるなどが主症状です。その他に、眼球結膜の充血も見られます。発しんも熱も約3日間で治りますので「三日はしか」とも呼ばれることがあります。合併症として、関節痛、血小板減少性紫斑病、脳炎などがあり年長児や大人になってからかかると一般的に重症になりやすく、3日で治らないことが多いのです。血小板減少性紫斑病は風しん患者約3,000人に1人、脳炎は風しん患者約6,000人に1人ほどの割合で合併します。
妊婦が妊娠早期に風しんにかかると、先天性風しん症候群と呼ばれる病気により、心臓病、白内障、聴力障害などの障害を持った赤ちゃんが生まれる可能性があります。
2.標準的な接種期間・回数・間隔等
子どもの予防接種実施一覧表をご覧ください。
3.麻しんについての注意事項
ガンマグロブリン製剤の注射を受けたことのある方は3か月以上、川崎病などでガンマグロブリン製剤の大量療法を受けたことのある方は6か月以上経過してから、麻しんの予防接種を受けてください。(ガンマグロブリンは血液製剤の一種で、A型肝炎などの感染症の予防目的や重症の感染症の治療目的などで注射することがあります。)
4.副反応
(1)麻しん風しん混合(MR)ワクチン
接種して5日から14日後から、発熱や発しんが多くみられます。接種直後から数日中に過敏症状と考えられる発熱、発しん、掻痒(かゆみ)などがみられることがありますが、これらの症状は通常1~3日でおさまります。
まれに生じる重い副反応としては、アナフィラキシー様症状(ショック症状、じんましん、呼吸困難等)、血小板減少性紫斑病、脳炎及びけいれん等が生じる可能性があります。
(2)麻しんワクチン
接種して5日から14日後を中心として、37.5度以上38.5度未満の発熱(接種した者のうち約5パーセント前後)、38.5度以上の発熱(接種した者のうち約8パーセント前後)、麻しん様の発しん(接種した者のうち約6パーセント前後)がみられます。ただし、発熱の期間は通常1日から2日で、発しんは少数の紅斑や丘しんから自然麻しんに近い場合もあります。その他に接種した部位の発赤、腫れ、熱性けいれん(約300人に1人)、じんましん等が認められることがありますが、いずれもそのほとんどは一過性です。
まれに生じる重い副反応としては、脳炎脳症(100~150万人に1人以下)、急性血小板減少性紫斑病(100万人接種当たり1人程度)が知られています。
(3)風しんワクチン
発しん、じんましん、紅斑、掻痒(かゆみ)、発熱、リンパ節の腫れ、関節痛などの症状がみられますが、いずれもそのほとんどは一過性です。
まれに生じる重い副反応としては、ショック、アナフィラキシー様症状があり、また、急性血小板減少性紫斑病(100万人接種当たり1人程度)が報告されています。
水痘
1.病気の説明
「水ぼうそう」ともいわれ、水痘-帯状疱疹ウィルスの初感染によって引き起される感染症です。感染力の強い病気で5歳までに約80パーセントの子どもが罹るといわれています。健康な子どもの場合は、一般的に軽症ですみますが、中には遷延化したり重症化したりして、入院が必要となったり、死亡することもあります。潜伏期間は10日から20日(通常13日から17日)で、主な症状は発疹、発熱です。合併症は、まれに肺炎、気管支炎、肝炎、皮膚の細菌感染症、心膜炎、小脳炎、髄膜脳炎、血小板減少性紫斑病などがあります。
水痘-帯状疱疹ウィルスは、水痘が治癒した後も、神経節に長く潜伏感染し、加齢や免疫低下などの原因によってウィルスが再活性化し、帯状疱疹を発症することがあります。
小児科学会の見解では、水痘は2回接種が望ましいと考えられています。1回接種で重症な水痘の大部分は予防できますが、2回接種することで軽症の水痘も含め発症をほぼ予防できると考えられています。
2.標準的な接種期間
子どもの予防接種実施一覧表をご覧ください。
3.副反応
軽微な発熱・発疹、局所の発赤・腫脹があります。まれに、接種直後から翌日にかけて、過敏反応(発疹、じんましん、紅斑、そう痒、発熱等)があらわれることがあります。重大な副反応としては、まれにアナフィラキシー様症状(接種後30分以内に出現する呼吸困難や重いアレルギー反応)、急性血小板減少性紫斑病(100万人接種あたり1人程度)があります。
日本脳炎
1.病気の説明
日本脳炎ウイルスの感染で起こります。人から直接ではなく、豚の体内で増えたウイルスが蚊によって媒介され感染します。7日から10日の潜伏期間の後、高熱、頭痛、嘔吐(おうと)、意識障害、けいれんなどの症状を示す急性脳炎になり、致命率の高い病気です。
感染者のうち1,000人から5,000人に1人が脳炎を発症します。脳炎のほか、髄膜炎や夏かぜのような症状で終わる人もいます。脳炎にかかったときの死亡率は約15パーセントですが、神経に後遺症を残す人が約50パーセントいます。
2.標準的な接種期間
子どもの予防接種実施一覧表をご覧ください。
3.副反応
接種後2日以内に37.5度以上の発熱及び接種局所の発赤、腫脹(はれ)が認められ、発しん、圧痛もまれにみられます。また、極めてまれにアナフィラキシー・ショック様症状、急性散在性脳脊髄炎(ADEM)、脳炎、脳症、けいれんなどを起こした報告があります。
子宮頸がん
1.病気の説明
子宮頸がんは、日本では年間約9,000人が発症し、約2,700人が死亡している疾患であり、女性特有のがんの中では第2位の罹患率となっています。近年20代から30台で急増しています。子宮頸がんを発症すると、ごく初期を除いては子宮を摘出することになり、妊娠や出産への影響だけでなく、排尿障害などの後遺症により日常生活に支障をきたすことがあります。子宮頸がんは、発がん性のヒトパピローマウィルス(HPV)が持続的に感染し、その後数年から十数年の後に発症すると考えられています。子宮頸がん予防ワクチンは、特に発症を引き起こしやすい型について、予防を行うものです。
2.標準的な接種期間・回数・間隔等
子どもの予防接種実施一覧表をご覧ください。
3.ワクチンの効果と副反応
現在、日本で使用されているワクチンは、子宮頸がんの原因となるHPV(ヒトパピローマウイルス)のうち16型および18型の感染を予防し、子宮頸がんの約60~70パーセントを予防する効果が期待されているものです。16型及び18型以外の発がん性HPVの感染は予防できません。また、既に感染している発がん性HPVを排除したり、発症している病気の進行を遅らせたり治療することはできません。
このワクチンは、筋肉注射です。また、3回接種しないと十分な予防効果が得られないので、3回の接種が必要です。
ワクチンの効き目をよくするための2種類の免疫増強剤が添加されています。1つはアルミニウム塩で、国内で市販されている他のワクチンによく使われています。もう1つは、MLP(3-脱アシル化モノホスホリル脂質A)で、海外で市販されている他のワクチンにも添加されていますが、国内では初めて添加される成分です。
主な副反応は、下のとおりです。非常にまれですが、接種後30分以内に呼吸困難や全身性のじんましんなどを伴う重いアレルギー反応が認められる(疑われる)場合は、すぐに医師に相談してください。
頻度 | 主な副反応 |
---|---|
頻度10パーセント以上 |
かゆみ、注射部分の痛み・赤み・腫れ、胃腸症状(吐き気、嘔吐、下痢、腹痛など)、筋肉の痛み、関節の痛み、頭痛、疲労 |
頻度1パーセントから10パーセント未満 |
発疹、じんましん、注射部分のしこり、めまい、発熱、上気道感染 |
頻度0.1パーセントから1パーセント未満 |
注射部分のピリピリ感/ムズムズ感 |
頻度不明 |
失神・血管迷走神経発作 |
用語集
終生免疫
ウイルスや細菌に感染すると体の中に免疫(抗体)ができます。これはそのウイルスや細菌などの病原菌に対する抵抗力ですが、その病原体に感染した記憶が体の中に一生涯にわたって残り、その病気にかからないですむ状態をいいます。
空気感染
ウイルスや細菌が空気中に飛び出し、1メートルを超えて人に感染することです。麻しん(はしか)、水痘、結核が空気感染します。
接触感染
皮膚同士のふれあい又は手すりや聴診器などの物体の表面を通じての間接的なふれあいで病原体が皮膚に付着し、感染が成立するもの。
潜伏期間
ウイルスや細菌などの病原体が感染してから、症状が出るまでの期間をいいます。
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