「ブレスト・アウェアネス」をご存じですか?
日本人女性のかかるがん第1位「乳がん」
乳がんは日本人女性がかかるがんで最も多く、近年増加傾向にあります。乳がんは「早期発見・早期治療」により、適切な治療を受ければ、比較的良好な経過が期待できるとされています。
乳がんの早期発見について
「ブレスト・アウェアネス」をご存じですか?
女性が自分の乳房の状態に日頃から関心を持ち、乳房を意識して生活することを「ブレスト・アウェアネス」といいます。
ブレスト・アウェアネスは、従来の乳房の自己触診とは意味が異なり、ヘルスリテラシーという健康を意識し、理解し、正しく判断する力を意味します。
女性が生涯を通じて健康で明るい、充実した生活を送るために大切な習慣である「ブレスト・アウェアネス」を身につけましょう。
ブレスト・アウェアネスのポイント
(1)自分の乳房の状態を知る
着替えや入浴時など、日頃から自分の乳房を見て、触って、感じて、普段の状態を知りましょう。
「いつもと変わりないかな?」という気軽な気持ちで乳房を意識する時間を持つことが大切です。
自分の乳房に対する意識が高まることで、乳房の変化に早期に気づきやすくなり、変化があった場合は
すぐに受診するなど適切な行動がとれるようになります。
(2)乳房の変化に気をつける
早期の段階では自覚症状に乏しい乳がんですが、些細な変化に気づくことは早期発見に繋がります。
気をつけるべき乳房の変化を知りましょう。
しこりがないか、乳頭分泌物はないか、乳頭や乳輪部にただれやびらんはないか、皮膚の凹みや
ひきつれはないか、乳房に痛みはないかなど乳房の変化に気をつけましょう。
(3)変化に気づいたら、すぐに乳房疾患を専門とする医療機関を受診する
乳房の変化がすべて乳がんの症状ではありません。しかし、気づいた変化が初期の乳がんの
サインかもしれません。
もし、何かしらの変化に気づいたら迷わず速やかに医療機関を受診しましょう。
(4)40歳になったら定期的に乳がん検診を受ける
早期のがんは自覚症状を伴わないことが多いため、検診を受けることが大切です。
我孫子市では、30歳から毎年乳がん検診を受診することができます。
定期的に乳がん検診を受診しましょう。
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