地震による電気火災を防ぐために感震ブレーカーが効果的です
感震ブレーカーとは?
感震ブレーカーとは、大地震の強い揺れを感じて自動的に電気を遮断し、電気の供給を遮断する器具であり、地震時の電気火災を防ぐことが期待できます。
一般家庭に設置する義務はありませんが、電気火災の防止に大変有効ですので設置をおすすめしています。
地震の様子
感震ブレーカーチラシ表面
チラシ裏面
感震ブレーカーチラシ(内閣府消防庁・経済産業省)(PDF:275KB)
感震ブレーカーはなぜ必要なの?
阪神淡路大震災や東日本大震災では、停電後の電気復旧時に発生する通電火災が多発しました。阪神淡路大震災では、地震による総出火件数の約6割が電気に起因する出火だったと報告されています。また、東日本大震災における本震による火災全111件のうち、原因が特定されたものが108件。そのうち過半数が電気関係の出火でした。震災時の電気火災対策に感震ブレーカーは大変有効です。
内閣府ホームページ(電気火災対策普及啓発用動画「大規模地震時における電気火災対策編(地震による急な停電への対策を含む)」)(外部サイト)
感震ブレーカーの種類
分電盤タイプ
分電盤に内蔵されたセンサーが揺れを感知し、電力の供給を遮断します。
(約5~8万円)(電気工事が必要)
コンセントタイプ
コンセントに内蔵されたセンサーが揺れを感知し、そのコンセントからの電気を遮断します。
(約5,000~2万円)(電気工事が必要なタイプと、コンセントに差し込むだけのタイプがある)
簡易タイプ
おもりが揺れにより落下したり、バネの作動によりブレーカーを落として電気を遮断します。
(約3,000~4,000円)(電気工事が不要)
感震ブレーカーの種類
感震ブレーカー設置するときの注意点
1.夜間等に大規模な地震が発生し、感震ブレーカー等が作動した場合、避難時の照明が確保できない可能性がありますので、一般的な防災対策としても停電時に作動する足元灯や懐中電灯などの照明器具を常備してください。
2.分電盤タイプのように、地震発生時に家庭内の全ての電気を遮断するものについては、生命の維持に直結するような医療用機器等への影響が考えられることから、平時から停電に対処できるようバッテリー等を備えてください。
3.復電する場合には、事前にガス漏れ等がないことの確認や、電気製品の安全の確認を行ってください。
4.購入、設置にあたってはお住まいの環境に適したものをお選びください。電気工事が必要なものについては、お近くの電気工事店にご相談ください。また、設置の有無に関わらず、地震発生後に自宅から避難する際にはブレーカーを切りましょう。
懐中電灯を常備しましょう
地震火災を防ぐポイント
地震火災を防ぐポイント チラシ表面
チラシ裏面
地震火災を防ぐポイントリーフレット(PDF)(PDF:977KB)
関係機関ホームページ
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消防本部 予防課
〒270-1166 千葉県我孫子市我孫子1847番地の6 ※お問い合わせは平日の午前8時30分から午後5時まで
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