白山中学校の南側、手賀沼を見下ろす台地上縁辺に位置しています。かつて6基の古墳が展開しており、1978年(昭和53年)にこのうち4基(3~6号墳)を調査し、古墳時代終末期(7世紀初頭)のダルマ型墳であることを確認しました。2014年(平成26年)に1号墳の調査を行い、全長35メートルのダルマ型墳であることを確認しました。横穴式石室からは大和王権とのつながりが指摘される「頭椎大刀」1本、このほかに大刀3本、鉄鏃約120本など多数の遺物が出土しました。現在、2号墳のみ根戸古墳公園内に残っています。
遺跡周辺地図