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別当地遺跡

更新日:2023年3月7日

登録日:2016年2月10日

4~10世紀代のムラの跡です。
現在の湖北小学校の西側にあたります。
1981~2015年(昭和56~平成27年)に38次の発掘調査が行われています。
8~10世紀の竪穴住居、掘立柱建物、溝などを確認しました。相馬郡衙関連施設と考えられます。

最新の発掘調査成果について

別当地遺跡では、50次近くに及ぶ発掘調査を実施しています。近年の調査成果については以下のリンクをご参照ください。

出土遺物

長頸壷ちょうけいつぼ

須恵器

口径:11.8センチメートル
高さ:28.6センチメートル
底径:10.6センチメートル

土馬どば人形ひとがた

土馬・人形の写真

左と右が土馬、中央が人形です。右の土馬は全長13センチメートルあります。
これらは破片の状態で出土したもので、土馬は2個体、人形は3個体分と推定されます。
7世紀末から8世紀初頭の竪穴建物跡より出土していますが、
出土状況から見て住居廃絶に伴う祭祀にかかわるものと推定されます。

実測図

実測図の写真

帯金具おびかなぐ

石製帯金具(10世紀頃)

幅:3.7センチメートル
高さ:2.5センチメートル
厚さ:0.6センチメートル

奈良時代は金銅製のものが使われていましたが、平安時代になると石製のものに代わってきます。
帯部分に留めるために「銀」製の針金を使っています。石の材質は不明です。

X線写真

発掘調査写真

35次調査で確認した掘立柱建物

発掘風景

その他の時代

別当地遺跡は古墳時代との複合遺跡です。古墳時代の様子は下の時代をクリックしてください。

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以下フッターです。

我孫子市教育委員会生涯学習部文化・スポーツ課 歴史文化財担当

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ファクス:04-7185-1760
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