救急車の適正利用についてご協力をお願いします
救急車の出動件数は年々増加しています!!
救急車は、災害や急病等の時に、市民のみなさんを緊急に病院へ搬送するとても重要な市の財産です。
緊急ではないのに救急車を要請すると、最寄りの消防署に救急車がなくなり、遠くの消防署から出動することになります。
一刻を争うみなさんからの´SOS´に即時対応するために、今一度救急車の適正利用について考えましょう。
今、本当に救急車を必要としている方のために・・・
我孫子市民のみなさんのご理解とご協力をお願いいたします。
全国の救急出動件数、搬送人員
総務省消防庁が公表している「令和5年版 救急・救助の現況」では、令和4年中の全国の救急自動車による救急出動件数(消防防災ヘリコプター含め)は、723万2,118件(対前年比103万6,049件増、16.7パーセント増)、搬送人員は621万9,299人(対前年比72万5,641人増、13.2パーセント増)で救急出動件数、搬送人員ともに増加となりました。
また、現場到着までの所要時間は全国平均で約10.3分(対前年比約0.9分増)、病院収容までの所要時間は全国平均約47.2分(対前年比4.4分増)でした。
令和5年我孫子市救急概況
1 救急出動件数及び搬送人員の状況
令和5年中における我孫子市の救急業務状況は、救急出動件数7,733件(対前年比230件増、約3.1パーセント増)、救急搬送人員数は6,837人(対前年比265人増、約4.0パーセント増)で救急出動件数、搬送人員数ともに過去最高の件数となりました。これを1日に平均すると毎日21.2件出動し、19.2人を医療機関に搬送したことになります。
また、現場到着までの所要時間は約9.2分(対前年比約0.4分短縮)、病院収容までの所要時間は約46.5分(対前年比0.6分短縮)でした。
2 月別出動件数及び不搬送件数
令和5年中における出動件数を月別に比較すると、8月が752件で多く、次いで7月が731件、9月が692件となっています。
3 事故種別
令和5年中における救急出動件数を事故種別で比較すると、急病が5,280件で約68.3パーセントを占めており、次いで一般負傷が1,325件で約17.1パーセント、転院搬送が463件で約6.0パーセント、交通事故が322件で約4.2パーセントとなっています。
4 程度別搬送者数
令和5年中における傷病程度別の搬送者数は、軽症が3,546人で約51.9パーセント、中等症が2,766人で約40.5パーセント、重症が431人で約6.3パーセント、死亡が94人で約1.4パーセントとなっています。
入院の必要がない「軽症」の割合が、全体の5割以上となっています。
5 年齢区分別傷病程度別搬送人員状況
令和5年中における年齢区分別傷病程度別搬送人員を比較すると、高齢者の中等症が2,234人で約32.7パーセント、続いて高齢者の軽症が1,896人で約27.7パーセント、次に成人の軽症が1,133人で約16.6パーセントとなっています。
特に、小児の救急搬送(15歳未満)においては、約9割が「軽症」でした。
※年齢区分の定義(総務省消防庁)
新生児:生後28日未満の者
乳幼児:生後28日以上満7歳未満の者
少年:満7歳以上満18歳未満の者
成人:満18歳以上満65歳未満の者
高齢者:満65歳以上の者
【#7119】救急安心電話相談 【#8000】こども急病電話相談
病院に行った方がよいか、救急車を呼んだ方がよいか迷ったときは、次の電話相談をご利用下さい。
看護師等が対応します。
救急車を上手に使いましょう~救急車 必要なのはどんなとき?~(外部サイト)
患者等搬送事業(救急車以外で病院に行きたい方へご紹介します!!)
医療機関案内 ※緊急の場合は「119」へ電話してください。
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休日・夜間救急病院、小児救急病院をご案内します。案内された病院に行く場合は、症状やけがの状態を病院に直接電話してから受診してください。
消防本部 警防課
〒270-1166 千葉県我孫子市我孫子1847番地の6 ※お問い合わせは平日の午前8時30分から午後5時まで
電話:04-7181-7701
ファクス:04-7184-0120