31-8要望書(布佐大和町自治会)
団体名
布佐大和町自治会
陳情・要望年月日
令和元年11月27日
要望内容
我孫子市布佐大和町地区冠水防止の依頼について
下記表題につきまして早急な対処をしていただきたく、お願い申しあげます。
1 要望趣旨
我孫子市布佐大和町地区冠水防止の依頼
冠水場所:我孫子市布佐1の10の16に接する道路及び別紙地図に明記した地域。
2 要望経緯
令和元年10月25日の大雨に際して布佐大和町地区道路に冠水(別紙参照)があり、我孫子市役所治水課の方に現地調査を頂き、その後市民生活安全課の影山様より排水ポンプが自動で作動しないので、手動で動かした旨の説明を受けました。
3 要望理由
台風・集中豪雨により生活道路が冠水しますと、住民の避難・住宅、車等の被害がおよび地域住人の生命・財産の保全に多大な影響を及ぼす為、布佐大和町地域における冠水防止策を講じて頂けるようお願い申し上げます。
4 冠水地域
別紙地図水色の部分
※別紙地図は省略しました。
回答部課
建設部治水課
回答年月日
令和元年12月23日
回答内容
10月25日の大雨の際、布佐1丁目に設置したポンプが自動で運転していなかった原因については、ポンプピットへ雨水を取込む管の流入口が大きな板切れにより一部閉塞され流入量が少なくなり、ピット内の水位がすぐに上昇しなかったため、運転がされていませんでした。
午前8時頃、市民から通報を受けて、現地で板切れを動かし流入口を確保してポンプ排水をしました。
布佐1丁目のポンプ場は、以前に下水を排水する為に使用し、現在使用されなくなったポンプ施設(容量40立方メートル)を利用して、できる範囲で雨水排水を行うために応急的な対策として設置したものです。その主な役割として既存の布佐北1号幹線(現在下流から整備している幹線)に接続されている布佐1丁目内の水路の勾配が十分に取れていないため滞水している水を抜くことや降雨時に幹線に雨水を排水する補助として設置をしています。ポンプ稼働により、既存の幹線への排水能力が若干あがりますが、今回の道路冠水については、午前8時に職員がかけつけポンプをフル運転したあとも午後3時頃まで道路の水位が上昇し続けたことから、既存の布佐北1号幹線の排水能力不足が原因であると考えられます。
今回の降雨は、近隣センターふさの風の計測で1時間当たり37ミリメートル、連続雨量では200ミリメートルを越える平成26年以来の大雨となり、布佐1丁目以外にも布佐地区の数箇所で道路冠水が発生しました。
今後の対策として、今年度内に取込管上部のコンクリート蓋をグレーチング蓋へ交換し目視による点検が行いやすいようにすることやポンプ施設周辺に堆積する泥などの浚渫作業を行います。
また、ポンプピットへの取込方法についても1箇所だけでなく他からも取り込めるよう実施をしていきます。
抜本的な解決については、現在下流から整備をすすめている幹線の整備が当地区まで到達する必要があり、早期の完成を目指して整備を進めてまいりますので、引き続きご理解とご協力をお願いいたします。