31-14要望書(視覚障害者マッサージ派遣の会)
団体名
視覚障害者マッサージ派遣の会
陳情・要望年月日
令和2年3月16日
要望内容
休業補償支払いの嘆願書
日頃より福祉行政に対し多大なご尽力を賜り、加えて私たち視覚障害者の活動にご支援を頂き厚く御礼申し上げます。
「視覚障害者マッサージ派遣の会」は、昭和55年視覚障害者の安定した就労の場を確保するための施策の一つとして、高齢者が利用する福祉センターでマッサージ事業を行ってはどうかとの一市会議員の発案によってスタートいたしました。
お陰さまでそれ以来、派遣の会会員はこの場にも就労の機会を得て今日まで勤めて参りました。
この度、新型コロナウイルス感染拡大防止策の一つとして福祉センターが休館となり、 私たちの働く場もなくなり休業せざるを得ない残念な事態となりました。
人と触れ合い、マッサージで身体が楽になった言われたときは、自分たち障害者も他人の役に立つことが出来るのだという自負と仕事への達成感を感じ、何事にも勝る喜びですがその場がいま一時停止となり残念です。
そしてこの仕事で得られる収入は、国民年金だけでは極めて苦しい私たちの生活の支えとなっており、この収入の停止は大きな痛手であります。
今回の非常事態の中で止む無く休業に追い込まれた事業者、またそこで働く従業者、更に各学校の休校に伴い父兄が就業できない等の事情による収入減に対し、正規、 非正規を問わず政府として支援をする旨が発表されております。こうしたことも鑑み、また私たち障害者の生活支援にもご高配頂き、視覚障害者のマッサージ業務休業補償を支給頂きますようここに嘆願申し上げる次第です。 以上
回答部課
健康福祉部障害福祉支援課
回答年月日
令和2年4月6日
回答内容
ご要望のありました視覚障害者マッサージ師の派遣については、視覚障害者の福祉の増進を図る目的の事業であり、生活への影響が大きいものと受け止めています。
休業補償につきましては、国の動向及び補償等を見据えて支給できるかについて検討するとともに、国の支援制度の詳細が分かりしだいお知らせいたします。
なお、参考として「新型コロナウイルス感染症の影響を受ける方々に対する支援策の一覧について」を添付いたします。
今後も、障害者福祉行政にご理解とご協力をお願いいたします。