鹿島前遺跡(縄文中期)

東西に長い我孫子の台地のほぼ中央部に位置し、北に利根川を望む台地上にありました(消滅)。
現在の中峠台付近にあたります。
1978～83年(昭和53～58年)に5次の発掘調査が行われました。
旧石器時代、縄文時代早期～後期、古墳時代、中近世の複合遺跡です。

縄文時代中期終末期の土器です。
大きな取っ手と小さな取っ手が向かい合ってつけられています。
胴部には沈線で区画された磨消帯が入り組むようにデザインされています。

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