Ｒ3-3　要望書（我孫子市の誇れる給食を継続し、無償化を求める市民の会）

我孫子市の誇れる給食を続け、無償化を求める市民の会

令和3年5月14日

　長引く新型コロナ感染症対策を始め、日々市政に携わる貴職に敬意を表します。「全校に、調理室があり、栄養士が配属されている」我孫子市の学校給食は、市民の誇りであり、大きな財産です。私たちは、全国的にも誇れる我孫子市の学校給食の維持・継続を願い、活動をしてきました。
　今回、我孫子市の優れた学校給食への感謝とともに、未来ある子ども達を健やかに育てたいと願う親としての気持ち、市民の気持ちを「市長への手紙」としてお届けいたします。我孫子市の誇れる学校給食が今後も維持・継続されることを願う声を読み取っていただきたいと思います。そして、この機会に、お忙しいと思いますが、市長との懇談の場を5月中に持っていただきたく、お願いいたします。年々増え続けている食物アレルギーの自動・生徒は、我孫子市では230人を超えています。これらの児童・生徒に対して、我孫子市の学校給食は、丁寧にアレルギー除去食の対応がされ、大変喜ばれています。学校給食が親子方式になり、栄養士がいなくなれば、これらの対応は難しくなります。一昨年の「栄養士の統合」に関する事業仕分けでは、子どもの生命を守る栄養士の存在の重要性が語られ、現状維持との結論が出されました。2021年3月に「我孫子市学校給食施設整備方針（案）」が出され、そこに示された基本方針には、単独調理場方式（自校方式）を基本とする、食物アレルギー対応を安全に行える施設を目指すなど、10項目について書かれています。我孫子市の大切な財産として、市長としてのお立場から是非とも維持・継続を進めていただけますよう、重ねてお願いいたします。

総務部秘書広報課、教育総務部学校教育課

令和3年6月3日

　「我孫子市学校給食施設整備方針」は令和3年3月の定例教育委員会議で可決され、策定されました。策定に至る過程では、児童生徒の安全安心や教育の一環としての給食の役割を第一に考え、教育委員会内で検討を行って参りました。
　学校給食の運営方法については、これまでどおり各学校の特徴を生かした食育の推進を図るためにも、単独調理場方式（自校式）を基本としています。また、各学校には学校栄養職員(栄養士)を配置し、学校給食の安全や質の確保に配慮してまいります。
　今回いただいた要望については、市政ふれあい懇談会の場においても、市の考え方をお伝えしており、懇談については、日程も含めて実施することは厳しい状況です。ご理解くださるようお願い申し上げます。
（ 秘書広報課、学校教育課）