R5-8要望書(布佐中学校区の学校のあり方を考える会)
団体名
布佐中学校区の学校のあり方を考える会
陳情・要望年月日
令和5年8月18日
陳情及び要望事項
パターン3に関する質問
現在「布佐中学校区の学校の在り方検討委員会」(以下、「検討委員会」と呼びます)においては、今後の学校のあり方として、布佐中学校と同中学校区に属する小学校の全部または一部を統合し、統合校を布佐小学校/布佐中学校敷地に新設することが検討されています。
当会は、本年5月18日付の書簡にて、3件の質問をし、同6月8日付けで回答文書を受け取りましたが、残念ながら何れの質問に対しても明確なご回答はありませんでした。
今回は、上記当会書簡中【質問2】の内容と重複する部分がありますが、論点を立地場所の選択に絞って、下記の質問をさせていただきます。なお、ご回答は3週間以内に書面にて頂戴することを希望します。希望期日までの回答が難しいときは、希望期日以前に早めに、回答可能な期日をご連絡いただきますようお願い致します。
<質問事項>
現在、統合校の立地選択の根拠として、ハザードマップにおける水害の有無のみが強調されて布佐小に統合校を建設する案が出されているように思われます。
しかし、統合校の立地は、考えられる幾つかの候補地について、少なくとも次のような地理的要素に関する項目を含む種々の項目について、検証・評価したうえで、最も優れた適正を有すると考えられる場所を選ぶのが、妥当かつ公正な選考手順であると考えます。
【立地選考過程で検証・評価されるべき地理的要素】
地形、敷地面積、高低差、水害時の浸水深、通学環境(通学距離、交通安全性(平時および災害時安全性)、防犯安全性)
いま仮に、布佐中学校区の3校統合を考えるならば、統合校立地の候補としては、言うまでもなく、布佐小学校/布佐中学校敷地(以下、「候補地A」と呼びます)および布佐南小学校敷地(以下、「候補地B」と呼びます)の2か所が考えられます。
教育委員会における検討過程では、どのような候補地について、どのような事項が検証・評価されたのでしょうか?
(1)検討対象となった候補地、適性評価項目と評価結果を具体的にお示しください。
(2)検討委員会に提示された課題の中では候補地Aのみが検討対象とされているようですが、その理由・根拠を具体的にお聞かせください
[質問2]
統合校の立地候補地を擁する地域にとっては、立地の選択がどのようにして行われ、何処に決まるかは、重大な問題です。「街から学校が消えてしまう」地域は大きな影響を被るからです。
検討委員会の課題として、統合校立地としての適性を、候補地Aおよび候補地Bについて比較検証・評価することを加えるよう強く要望します。もしこの課題追加に不同意の場合は、その理由を明示してください。
以上
回答部課
教育総務部 学校教育課
回答年月日
令和5年9月15日
回答内容
(質問1)-(1)、(2)
我孫子市布佐中学校区の学校の在り方検討委員会では、3つの施設形態におけるメリット・デメリットについて検討しています。一体型小中一貫校とする際の、立地に関しても検討委員会内で議論があり、9月12日に開催した第3回検討委員会の中でも通学時のスクールバスの発着場所、通学路等における児童生徒の安全面からの考慮も必要であると意見を頂きました。
学校の立地については、児童生徒の安全確保が最優先であり、検討委員会の提言を参考に決定いたします。
(質問2)
質問1の回答で述べたように、学校の立地については、児童生徒の安全確保を最優先と考え、検討委員会の提言を参考に地理的要素や地域の実情などを総合的に判断いたします。
今後も児童生徒にとって安全で最適な学習環境となるよう検討してまいります。