R2-13要望書(湖北台自治会連合会)
団体名
湖北台自治会連合会
陳情・要望年月日
令和2年10月16日
要望内容
我孫子市長におかれましては、日頃、市政発展のためにご尽力されていることに敬意を表します。
さて、湖北台自治会連合会では各自治会より提出された要望事項について、別紙「令和2年度市への要望書」として取りまとめ、ここに提出します。
この要望書の内容実現のため、ご努力を切にお願いいたします。また、私共もそのための努力・協力はおしみません。
なお、この要望書に対する回答を、ご多忙中と存じますが、11月15日を目途に文書にてお願いします。
湖北台自治会連合会としては、頂いた回答内容を検討し、2021年2月6日(土曜)予定の懇談会に市長をお招きし、要望事項の実現に向けて懇談を行いたいと考えております。懇談会につきましては別紙、お知らせいたします。
※要望内容は全文を掲載しています。なお、明らかな誤字やアクセシビリティ向上のため、修正または表記を変えた部分があります。また、要望書に見出しの無かった要望内容については、市からの回答内容との整合を図るため、見出しを追記しています。
要望書
非常事態宣言発出時の連絡体制確保について
この度の新型コロナウイルス感染拡大の影響による緊急事態宣言発出にかかわる一連の自粛要請の中、各自治体、任意団体は各種定例会の中止を余儀なくされましたが、中でも「総会」に関しては、必ず行わなければならない行事であることから、「書面議決方式」での開催を行った自治会、任意団体が数多くあったと聞いております。我孫子市においても、近隣他市では一番厳しい自粛措置が取られ、あらゆる公共施設が閉館となりました。この措置で各自治体、任意団体は「コホミン」の印刷機を使用することができなくなりました。
この影響により、各自治体、任意団体は市に紹介された「てとりあ」を予約制にて利用することになり、その印刷費の負担は膨大なものになりました。しかし、そもそも「コホミン」を予約制、人数制限するなどすれば、運用は出来たのではないかと思われますし、連合会でも「コホミン」の印刷機開放を要請しましたが、当時、検討して頂くことはできませんでした。
今後、このような緊急事態時には、各自治会の状況を市民活動支援課が連絡を密にし、問題が最小限になるように各自治会、連合会と事前協議を行っていただきますようお願いいたします。
消防署移転等について
若草幼稚園および消防署の移転に伴う道路整備について、進捗状況等の報告をお願いします。今後も、進捗状況の説明会を定期的に行うか、各自治会に広報するなどして、地域に丁寧な説明をお願いします。
ゴミステーション管理について
かねてより自治会員の高齢化、共稼ぎ自治会員の増加により、集積場所への用具の運搬が難しい等、輪番制での資源ごみ当番制維持が困難になってきております。市へ委託することも検討しましたが、現在のところゴミステーションの「清掃管理」までは行ってもらえないため、対応に苦慮している自治会があります。そこで、各自治会に「資源ごみ用具収納庫」の設置許可をお願いいたします。また、近年建売住宅が建つと、既存のゴミステーションの移転をしなければならず、その度にクリーンセンターへの報告業務、立合業務は煩雑であるばかりか、特定のゴミステーションのゴミの量が急増するなどバランスが崩れ、ゴミステーションの衛生管理が難しくなっております。今後、建売住宅を造成する際はデベロッパーにゴミステーションの設置を要請するなどの指示をお願いいたします。また、現状建売住宅建設業者にどのような指導をしているか報告下さい。
(このほか、)各自治会ではクリーン作戦実施時に、空家に入ることができないので、草刈りやゴミの回収ができない状態です。冬季に向け枯草の防火対策は必須です。空家の防火、衛生管理について市の見解を報告してください。
公共施設について
各公共施設の利用料が改定されましたが、再度、改定の根拠を説明いただくとともに、新型コロナウイルス感染拡大の最中、値上げ凍結を検討してください。
市民体育館については、施設内に温水プールの設置を検討してください。市民体育館にはトレーニングルームが設置されていますが、高齢者の利用も多いと聞きます。プールが開設されれば、関節に負担のない運動を行うことができ、健康増進につながります。クリーンセンターが開設される折に検討をお願いします。
U字溝について
U時溝に蓋をしてほしいとの要望は、過去数度にわたり行っており、そのたびにつまずく懸念があるから出来ない、との回答を頂いておりますが、U字溝につまずいて転んだという訴えは聞いたことがないうえ、角をラウンド形状にしている蓋や、近隣他市の例を見ても、段差が出来ても蓋はしており、既に湖北台でも個別に建売住宅周辺などではラウンド形状の蓋はされ、つまずく懸念があるから蓋は出来ないというのはあたりません。枯葉が詰まった際に大雨が降れば、災害発生の恐れがあります。任意設置に補助金制度を創設するなど、今一度、真摯に検討してください。
道路管理について
市道の道路標識の老朽化が目立ち、道路標示も薄くなったり消えたりして、認識しにくい場所が散見され交通安全上の懸念があります。また、最近のガス管交換工事の影響で道路が凸凹であるばかりか、道路標示が消えたりしている箇所があります。適切に管理してください。
粗大ごみ収集について
クリーンセンター改修工事に伴い、ごみ持ち込みが予約制となり、搬入が一日10組に制限され、簡単に予約が取れない状況が続いています。事務局渡部が一週間毎日朝電話をかけ、ようやく予約を取り付け、実際に粗大ごみを持込みましたが、混雑緩和のため1時間に2組受入れとなっていますが、伺った当時は予約の2組が同時にごみを搬入しており、クリーンセンター担当者が言うほど混雑ははしていなく、「混雑緩和のために1時間に2組」というルールの根拠はまったくあたりません。1日10組しかゴミを持ちこめないというのは異常事態です。早急に運用を改めてください。
湖北台中央公園について
公園内のトイレが老朽化しています。早期の改修を行い、便器を洋式に改修してください。周辺の夜間照明も明るくしてください。このほかにも、公園内にじゃぶじゃぶ池のような水遊びスペースが欲しい、喫煙所を設置し、分煙化するか、いっそ禁煙化してほしい、との声があります。湖北台中央公園は湖北台市民の憩いの場です。公園機能の充実を計ってください。
湖北台東小の校庭について
除染で入れ替えた砂利によって転んでケガをするとの声があります。砂利の種類が影響しているものと思われます。また、ここ数年の大雨の影響で大きくくぼんでいる箇所があります。校庭の整地、砂利の入れ替えか、人工芝に変更する等検討をお願いします。また、小中学校のプールの目隠しフェンスを高くしてほしいとの声がありますので、併せて検討をお願いします。
湖北台4号公園について
湖北台4号公園には、公園内東側通路の階段の上下には街灯が2か所ありますが、夜は足元が暗く、防犯面の懸念があります。一方、西側の広場はかなり明るくなっております。東側広場の滑り台、砂場付近に各1台街路灯の増設をお願いします。
四季の道について
四季の道については、新規開店したファミリーマート周辺の街路灯が少なく、防犯面の懸念があります。街路灯増設を頂くほか、そもそも四季の道では街路樹と街路樹が近接して設置されているため暗い場所が多く、街路灯の有効活用ができておりません。湖北台10丁目界隈まで夜間の実況を行い、街路樹の密集状況を見直して、街路灯の明るさを確保してください。
市役所の郵便受けについて
市役所の郵便受けについては、設置場所の広報をしてください。休日に申請書類を持参した際、郵便受けが見当たらないので、守衛室に届けた処、「無くなってもよければ預かる」と言われました。市の見解をお尋ねします。
(また、)「ウィズコロナ」が叫ばれる中、いわゆる「3密」を回避するため、市役所に行かずとも行政サービスセンターで出来る手続きを増やすか、「リモート窓口」創設を検討してください。
防災対策について
近年、災害が多発する中、湖北台には各自治会に自主防災会があり、毎年防災訓練を実施しています。各自治会にとって防災対策は喫緊の課題ですが、災害発生時の避難所開設情報について、あびこハザードマップ等に避難所の場所は掲載されていますが、避難所開設時期等が広報されておりません。近年では小学校の宿直者もおらず無人の状態であり、避難所開設より早く自主避難される方がいれば、施錠された状態で待機しなければならない問題があります。市民の安全を確保するため、避難所をいち早く準備、開設し、広報(伝達)するプロセスを、市民安全課が中心となり、連合会、社協、まち協、各指定避難場所(学校等)との連携、システム化を図るワーキンググループを早期に立ち上げてください。
また、避難所開設の広報には防災無線を使用することになると思われますが、昨年も要望したように、防災無線が聞こえにくいエリアがあり、他エリアでも暴風雨時は雨音で防災無線が聞こえないことが多いです。改善策として取手市で採用されている防災ラジオの導入を検討した事があれば、結果と今後の方針を報告ください。
一方、防災ラジオにも電源確保、端末の負担問題等一定のデメリットがあるほか、葛飾区はアプリを開発、提供する施策もみられる中、我孫子市ではかねてよりメール配信サービスを提供しております。先ずは高齢者層に普及している「ガラケー」でも受信できることも含め、より一層広報、普及に努めてください。
成田線について
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、減便するエリアを検討するとの情報も承知しておりますが、本年の成田線増便についての陳情状況を報告ください。【企画課】
(また、)「天王台-湖北-新木-布佐シャトルバス」構想の進捗状況を報告してください。【交通課】
回答部課
総務部施設管理課、企画財政部企画課・財政課、市民生活部市民課・市民活動支援課・市民安全課、環境経済部クリーンセンター、建設部道路課・交通課、都市部公園緑地課、消防本部総務課、教育委員会教育総務部総務課、教育委員会生涯学習部文化・スポーツ課
回答年月日
令和2年11月9日
回答内容
非常事態宣言発出時の連絡体制確保について
新型コロナウイルス感染症の拡大により緊急事態宣言が発令されたことを受け、「コホミン」を含めた市内の公共施設を臨時休館としたため、自治会の皆様には大変ご不便をおかけしました。
自治会からは、総会開催等に関する相談が少なからず寄せられ、市としては、総会の開催時期の延期も含めて検討いただくようご協力をお願いしてきたところですが、今後、同様の緊急事態等が発生した際には、今年度における新型コロナウイルス感染症拡大の防止対策を講じながらの施設運営や、「あびこ市民活動ステーション」での代行印刷の試み等の実績も踏まえ、各所管課と新たな手法を検討し情報を発信して行きます。
また、緊急を要する中で事前協議を行うことが難しい場合も考えられますが、可能な範囲で相互の情報交換や課題等について話し合いながら、自治会のニーズに応えて行きます。
回答 市民活動支援課
消防署移転等について
湖北分署の移転と総合訓練施設を整備する消防施設整備については、令和8年度の運用を目指し、事業を進めています。現在までに事業用地の確保は完了しており、令和4年夏頃までに引渡しが完了する予定です。
庁舎や総合訓練施設等の建築に向けたスケジュールとしましては、令和3年度から令和5年度にかけて、造成と建築工事を実施するための設計業務を行い、令和5年度の後半から造成工事を、続いて、令和6年度と令和7年度には、庁舎と総合訓練施設等の建築工事及び外構工事を実施する予定となっております。
また、都市計画道路下ヶ戸・中里線については、道路の詳細設計を進めているところですが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて千葉県警察との対面協議が出来ない期間があったことから大幅に遅延しており、今年度末の完了を予定しています。
なお、説明会の実施については、新型コロナウイルス感染症拡大防止を考慮し、今後調整を図りながら、地域の皆様方に丁寧な説明を実施していきたいと思います。
回答 消防本部・総務課、交通課
ゴミステーション管理について
各自治会で管理している集積所は、ごみと資源を排出するために最低限必要な空間しかありませんので、「資源ごみ用具収納庫」を集積所に設置することはできません。お手数をおかけしますが、他の場所を確保してくださいますようお願いいたします。
また、集積所の場所や利用会員に変更がある場合、変更に係る手続きに加え、「ごみ集積所管理計画書」とともに地図や名簿等をクリーンセンターへ提出いただいています。役員の皆様にはお手数をおかけしますが、円滑なごみと資源の収集を行うため、引き続きご理解とご協力をお願いいたします。
なお、建売住宅建設業者に対しては、自治会の理解と協力を得て既存の集積所を利用するか、新たに集積所を設けるように指導しています。とくに、4戸以上の場合は新たに集積所を設けるよう指導するとともに、3戸以下の場合も自治会の集積所が利用できなければ新たに集積所を設けるよう指導しています。
空家等については、近年、地域における人口減少や高齢化、既存の住宅・建築物の老朽化、社会情勢の変化等に伴い、全国各地で年々増加し、大きな社会問題となっています。湖北台地区においても、空家等が増加傾向であると認識しております。このような空家等の中には、適切な管理が行われていないものも数多く存在し、老朽化による屋根や壁などの建築部材の落下や飛散、不審者等の侵入や不法投棄、放火のおそれがあるなど、防災、防犯、衛生、景観等の観点からも地域住民の生活環境に影響を及ぼしています。
このようなことから市では、空家等対策の推進に関する特別措置法や我孫子市空家等の適切な管理に関する条例、我孫子市空家等対策計画に基づき、適切に管理されていない空家等の所有者等に対し、通知を送付し、適切な管理を促すとともに、空家等に対する管理意識の醸成に努めております。
つきましては、枯草の残存等、適切に管理されていない空家等がありましたら、市民安全課空家対策担当までご連絡いただければ、現地調査を行い、現況写真や空家管理についてのチラシ等を添付し、所有者等に通知を送付させていただきます。また、通知後は、定期的に巡回を行い、改善されない場合は、再度通知させていただきます。
なお、湖北台地区の自治会の中には、市に空家の情報を提供していただいている自治会もあり、空家の情報や状態等を把握するうえで、貴重な情報となっておりますので、引き続きご協力をお願いいたします。
回答 クリーンセンター、市民安全課
公共施設について
市は、受益者負担として、公共施設を利用する方から使用料の徴収を行っています。その目的は、サービスにかかる経費の一部を利用者が負担することにより、利用していない方との間での負担の公平性、公正性を確保することです。また、厳しい財政運営の中、使用料は貴重な自主財源となっています。
この使用料を適正な金額とするため、市では平成21年5月に「受益者負担のあり方に関する基本方針」を策定し、適正化を図るうえでの基準としています。
基本方針策定直後の平成22年度に使用料の見直しを行い、その後も基本方針に沿って概ね4年ごとに見直しを行うこととしていました。ところが、4年が経過する頃の平成26年4月に消費税率が5パーセントから8パーセントに引き上げられ、その後、段階的に10パーセントになるとされていたことから、消費税率が10パーセントになるまで使用料の見直しを一旦見送りました。その後、今日に至るまで消費税率の引き上げが実施されなかったため、基本方針に基づく受益者負担の見直しを、平成22年度以降行っていない状況となっていました。
このことから、市では令和元年10月に実施された、消費税率の10パーセントへの引き上げを受けて、およそ10年ぶりに使用料の見直しを行いました。
各公共施設の金額については、過度な値上げにならないよう、激変緩和措置を講じています。
また、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策として、アルコール消毒液、換気対策等の経費が新たに発生しており、値上げ凍結を実施する予定はありません。これからも感染防止対策を十分に行い、皆様が安心して各公共施設をご利用できるよう努めてまいります。
今後も市政へのご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
市民体育館の施設内に温水プールを設置することについては、用地が不足するため隣接する用地を確保する必要があります。
新クリーンセンターの建設計画時に、余熱を利用したプールの設置について、体育館周辺も含め検討いたしましたが、財源や用地の確保が難しいとの結論に至っております。
なお、取手市と施設相互利用について協定を締結しており、取手市の市民と同料金で使用することが可能な「取手グリーンスポーツセンター」に温水プールが設置されておりますので、こちらの施設をご利用ください。
回答 財政課、文化・スポーツ課
U字溝について
市では、既存のU字溝の上に蓋の設置を行わないこととしております。既存のU字溝の上に蓋の設置を行わない理由として、段差が生じてしまうことの他に、U字溝に出っ張った形で蓋をかけることによって、雨水がU字溝に流入しにくくなり、道路が冠水してしまうことや、枠がない状態でU字溝の上に蓋を置くことから、蓋がずれてU字溝内に落ちてしまうことで事故につながることがあるためです。新たに道路を整備する箇所や、雨水の流れが悪くなりU字溝の機能が低下となった箇所、側溝の劣化で全体的に破損し改修が必要な箇所は、U字溝に枠があり、蓋が取り付けられるものに布設替えを行っています。
財政的に厳しいなか、市としては浸水地区を優先的に側溝の改修を行っていることから、現在湖北台地区で布設替えを行う予定はありません。ご理解の程よろしくお願いします。
回答 道路課
道路管理について
薄くなった道路標示については、市が管理する学校周辺の市道を優先に引き直しを実施しています。皆様の具体的な箇所のご連絡があれば、現地の確認を行い対応いたします。なお、停止線や横断歩道についての規制に関することは、警察が所管となりますので、具体的な場所を教えて頂き、我孫子警察に市から申請いたします。
ガス管交換工事の影響で舗装が凸凹になっているところのほとんどは、仮復旧の状態です。ガス会社では、地区でまとめて本復旧を行う予定にしているとのことです。仮復旧の時期においても道路に凹凸ができている、道路標示が消えてしまっている箇所などがあればその工事を申請している会社(ガス工事についてはガス会社)へ指導しています。また、具体的な場所をご連絡いただければ、現地確認を行い対応いたしますので、よろしくお願いいたします。
回答 道路課
粗大ごみ収集について
現在、新しい焼却施設の建設工事を実施しており、令和5年3月の完成を目指しています。そのため、市民の方がごみを持ち込むスペースが以前よりもかなり狭隘になっていることに加え、敷地内も工事車両の往来や許可業者のごみの搬入により、安全な待機場所の確保が困難な状況です。よって、電話予約による限られた人数の持ち込みとさせていただいております。
このシステムを開始した当初は、1時間2組で1日10組といたしましたが、8月末には1時間3組に増やし、更に10月末から1時間4組とし、当初の2倍に増やしたところです。今後も状況を見ながら、対応を検討していきたいと考えています。
また、引っ越しや家族の遺品整理など、緊急かつやむを得ない事情がある場合は、クリーンセンターでの手続きにより、受け入れを行っています。
なお、集積所へ排出できるごみは決められた日の集積所に、粗大ごみの排出については電話で戸別収集を申し込んでいただければ幸いです。しばらくの間、市民の皆様には大変ご迷惑をお掛け致しますが、ご理解とご協力をお願いいたします。
回答 クリーンセンター
湖北台中央公園について
湖北台中央公園に設置されているトイレには、男女個別のトイレとみんなのトイレがあり、シルバー人材センターで毎日清掃等を実施し維持管理を行っています。
また、平成29年度には要望により和式トイレに手摺りを設置した経緯もあり、現時点では、特に不具合もありませんので、早期に改修することは難しい状況です。
不特定多数の方が利用する公衆トイレは、衛生面から直接便器に触れることがない和式のトイレを希望される方も多い状況です。
湖北台中央公園だけではなく、基本的に公衆トイレは、男女個別のトイレに和式のトイレを基本として設置しています。和式トイレが苦手な方は、みんなのトイレに洋式トイレを設置していますので、そちらをお使いいただければと考えています。
公園内トイレ周辺の夜間照明については、公園内の照明を明るくすることで、夜間に屯(たむろ)するなどかえって治安上の問題が生じることが予想されるため必要最小限の照明にしています。
湖北台中央公園の広場は、日常的にグランドゴルフ、ターゲットバードゴルフなどで利用されていること。また、年間を通して産業まつりなどの会場として利用されており、じゃぶじゃぶ池のような水遊び場を設置する場所がないと考えています。
ご不便をおかけしますが、手賀沼親水広場のじゃぶじゃぶ池をご利用願います。
湖北台中央公園を含む市内の公園については、屋外施設であるため禁煙としていませんが、公園内での喫煙マナーの向上に努め公園利用者の皆様に気持ちよく公園を利用いただけるよう維持管理していきます。
回答 公園緑地課
湖北台東小の校庭について
湖北台東小学校の校庭については、除染で入れ替え整備した砂利により、以前より転倒しても軽いケガで済むことが多くなりました。また、人工芝の整備には多額の費用を要することや、転倒する機会が増えることが予想されることから大規模な整備は予定しておりません。なお、大雨の影響により、くぼんだ箇所については、現地を確認したうえで補修などの対応を行いたいと考えています。
また、小中学校のプールの目隠しフェンスを高くすることは、台風や荒天時の強風で破損や倒壊する危険性があることから現状維持を考えており、プール利用時の児童生徒のプライバシー保護については、水泳指導時の教員が周囲を注視しながら対応してまいります。
回答 教育委員会総務課
湖北台4号公園について
湖北台4号公園の東側道路の階段下付近については、公園灯の設置箇所について、湖北台5丁目自治会の役員の方々と協議をしていきます。
今後も利用者の方に気持ちよくご利用いただける公園の管理を行っていきますので、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
回答 公園緑地課
四季の道について
四季の道のイチョウについては、本年度、四季の道全区間で剪定を予定していますので、通常の剪定のほか街路灯の明かりを遮らないようにも注意して剪定を行います。なお、街路灯に近接しているイチョウについては、随時剪定を行い街路灯の明るさを確保していきます。
また、ご指摘いただきましたファミリーマート周辺への街路灯設置については、ファミリーマート隣の共同住宅付近に1灯、さらに東にある整骨院付近に1灯設置を検討していきます。
回答 道路課
市役所の郵便受けについて
この度は守衛室の当直員の対応に不愉快な思いをされたことにつきましては、大変申し訳ございませんでした。
今回の件につきましては、守衛業務を委託している業者と協議し、指導を徹底していきます。
ご指摘の郵便受けにつきましては、市役所敷地内にはございません。
市民の皆様から提出いただく申請書類等は個人情報が含まれ大変重要なものであることから、休日に提出できる書類は、出生届や婚姻届等の限られたものとさせていただいています。
休日に提出できる書類以外は大変お手数ですが事前に担当課へお問い合わせくださるようお願いいたします。
本庁舎まで出向くことなく行政サービスセンターで出来る手続きについては、転入・転出の手続、戸籍届出、住民票や税証明書の発行のほか、国民健康保険の加入脱退手続きや子ども医療の申請、その他多様な申請取次があります。
現在は、3密を防ぐために郵送でお手続きができる物に関しては、広報やホームページで周知しているところですが、今後も市民の方の利便性を考慮しながら、行政サービスセンターで受付できる業務や郵送で出来る手続きについて検討していきます。
また、3密を防ぐためのリモート窓口に限らず、本庁舎や行政サービスセンターに出向くことなく様々な行政手続きができるよう、IT関連部署と協議を重ねていきます。
なお、住民票の写しや税証明が本庁舎や行政サービスセンターだけではなく、コンビニエンスストアで取得できる「コンビニ交付サービス」を令和4年1月から実施しますので、是非マイナンバーカード取得のご協力をお願いいたします。
回答 施設管理課、市民課
防災対策について
本年9月に、「あびこハザードマップ」を改定し、ハザードマップの情報が、市民の皆様の「安全な避難行動」に繋がるよう、内容をわかりやすく掲載しています。
その中でも、大雨時のタイムライン(※ハザードマップ・10ページ)を掲載し、台風などの大雨時の危険度の高まりに応じて、気象情報や避難勧告等の発令、避難所の開設などの我孫子市の行動や、市民の皆さんがとるべき行動を、警戒レベルなどと合わせて掲載しています。
また、自主避難所や、土砂災害、利根川の洪水など、災害の種別ごとに開設する避難所(※ハザードマップ・26ページ)についても記載しています。
自主避難所や災害の種別ごとの避難勧告等の発令の目安や、合わせて開設する避難所については、ハザードマップや市ホームページに掲載していますが、今後もわかりやすく周知を図っていきます。
なお、湖北地区における、災害の種別ごとに開設する避難所は、次の通りです。
(1)地震:第1順位・湖北台西小学校・湖北台東小学校・湖北小学校
(2)自主避難所:湖北台近隣センター
(3)土砂災害:湖北台近隣センター
(4)洪水(利根川):湖北台近隣センター
(5)洪水(手賀川、手賀沼):湖北台近隣センター
また、上記の情報については、9月30日及び10月1日に、自治会・自主防災組織の代表の方を対象として開催した、『あびこハザードマップ及びハザードマップを活用した地域での防災訓練の実施に係る説明会』においても、ご説明しています。
合わせて市では、地震に対応した避難所の開設・運営訓練や、風水害時に特化した避難所の開設・受付訓練をすでに実施しています。
次に、防災行政無線は、迅速で広範囲に情報を伝達する方法として有効ですが、マンションなどの高層の建築物や気密性の高い住宅などの室内では、放送内容が聞き取りづらい状況にあります。また、雨や風が強い場合など、天候の状況によっても放送内容が聞き取りづらい場合があります。
そのため、防災行政無線による放送の他に、Lアラートやエリアメール、メール配信、ホームページ、ツイッターなど複数の情報伝達手段を活用しながら、市民の皆さんに情報を確実にお伝えしています。
防災ラジオは、天候などに左右されずに、住居内で受信でき、停電時でも利用できるメリットがありますが、現行の我孫子市で放送を行っている、デジタル周波数帯の方式(以下:現行方式)に対応する新型個別受信機の機種については、価格が高額であり、またアンテナの設置など、電波の受信環境の整備が必要となる場合があるなどの課題があります。
また、取手市で採用している「280メガヘルツ帯デジタル方式」の防災ラジオの導入については、放送設備や無線局などの機材を新たに導入する必要があることから、導入費用が3億円以上となる課題があります。
なお、現行方式及び280メガヘルツ帯デジタル方式の2方式については、周波数帯が異なるため、個別受信機や防災ラジオに相互の互換性がありません。そのため、例えば、280メガヘルツ帯デジタル方式の防災ラジオのみを購入した場合には、現行方式において利用することはできません。
これらの点を踏まえ、今後も防災ラジオ等の導入にあたっての費用対効果や防災ラジオの導入を希望する市民ニーズ等を調査していきます。
このような中、市民の皆様にも、様々な情報伝達の手段の中から、最適な方法を組み合わせて情報収集していただくようお願いしていますが、メール配信は、もっとも安価でわかりやすく、効果的な方法であることから、これまでと同様に、多くの方にご登録いただけるよう、ツイッターの活用も含めまして、様々な機会を通して、周知を図っていきます。
回答 市民安全課
成田線について
市では、成田線を市の東西を結ぶ重要な鉄道路線として認識しています。このため、JR東日本に対し毎年要望活動を行い、成田線増発をはじめとする成田線の利便性向上に関する市民の皆さんの声を直接届けています。
今年3月のダイヤ改正において、成田線における夕方から夜間の品川発上野東京ライン経由の成田行きが6本から7本に、成田発、上野東京ライン経由の品川行きが2本から3本に拡大されました。これは、毎年行っている要望活動の成果であると考えています。
毎年夏頃に実施している要望活動ですが、今年は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、時期をずらし、10月6日にJR東東京支社、10月9日にJR東千葉支社に実施しました。
しかしながら、最大の目標である成田線の増発については、現在の利用状況では難しいという回答でした。
今後とも、JR東日本に対し、粘り強く成田線の増発を要望していきます。
なお、シャトルバス運行については、令和2年度に我孫子市地域公共交通協議会で深夜便の実証運行を計画していましたが、深夜帯での公共交通機関の利用者が激減し、路線バス等において夜間時間帯のバスを休止していることを受け、実証運行を延期させていただきました。
回答 企画課、交通課