R2-26要望書(我孫子市介護サービス事業者連絡協議会 その2)
団体名
我孫子市介護サービス事業者連絡協議会
陳情・要望年月日
令和3年2月9日
要望内容
新型コロナウイルス感染症対策に対する支援について(お願い)
立春の候、貴市におかれましてはますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
平素は我孫子市介護サービス事業者連絡協議会には格別のご高配を賜りまして厚く御礼申し上げます。お陰様で各事業所におきましては安心で安全なサービスを提供することで利用者から信頼をいただき運営させていただいています。
そのような状況下の中での新型コロナウイルス感染症は世界中に蔓延し、我孫子市内でも感染予防対策を講じているにも拘らず感染が発生しています。特に高齢者施設や障害者施設などの閉鎖的空間において「クラスター感染」も発生しています。
さて、昨年6月の当協議会よりの要望に対しましては、誠意ある対応をいただきまして心より感謝すると共に厚く御礼申し上げます。交付いただきました助成金につきましては各事業所、法人において新型コロナウイルス対策費として有意義に活用させていただきました。しかしながら、予防的意味合いを含んだ前回の要望時とは現在の私共を取り巻く環境は、クラスター感染の発生や感染者の増加、緊急事態宣言の再度の発令など大きく変化しています。ご利用者様や職員及び関係者の感染等により事情の縮小や休止を余儀なくされた事業所、法人が多数発生したことによるご利用者様の利用控えも数多く見られます。
国の制度であります「雇用調整助成金」や千葉県の行う「サービス継続支援事業費補助金」などの各助成金につきましては、各事業所、法人の実情に合わせて活用しているところですが、事業継続、維持の柱となる基本収入においては頼るべき術は皆無です。
アフターコロナを見据え、事業規模の大小を問わず市内在住の要介護高齢者の生活を支えるサービスを提供することが、我孫子市の一助であるとの信念のもとすべての会員事業所が事業の継続行を強く望んでいます。
以上の点を是非ともご考慮いただきまして、介護事業存続のために財政的支援をいただきたくお願い申し上げます。
※陳情及び要望事項は全文掲載とする。
回答部課
環境経済部商業観光課、健康福祉部高齢者支援課
回答年月日
令和3年2月24日
回答内容
日頃から新型コロナウイルス感染拡大防止対策の徹底にご理解・ご協力をいただきありがとうございます。
本市においては、昨年7月、新型コロナウイルス感染症の影響により、厳しい運営状況に置かれている市内の介護保険施設等を支援するため、社会福祉施設感染症対策支援金を交付してまいりましたが、今般の感染症拡大や再度の緊急事態宣言の発令によって、介護保険施設等においては、さらに厳しい状況に置かれている現状を踏まえ、早急に新たな支援金を支給できるよう準備を進めていきます。
また、国においては令和3年度介護報酬改定の中で、新型コロナウイルス感染症に対応するための特例的な評価(報酬加算)等の新設が検討されており、これらにつきましては、詳細が分かり次第、周知させていただきます。さらに、マスク・使い捨て手袋の配布のほか、各種マニュアルの情報提供について、令和3年度以降も継続して支援してまいります。
また、本市では、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により売上が大きく減少した地元中小事業者を対象に、事業の継続を下支えすると共に各々の実情に応じた感染症対策の取り組み等を応援するため、国の地方創生臨時交付金を活用して「我孫子市事業継続支援金制度」を創設し、介護サービス事業者の方にも活用いただいてきたところです。これまでに2度実施しましたが、さらに第3弾として、今般の緊急事態宣言の再発令と延長を踏まえて、大きな影響を受ける地元中小事業者に新たに10万円を交付することを決定しました。これまでに本支援金の交付を受けた事業者は全事業者が対象となるほか、国の持続化給付金を受けた地元中小事業者や、令和3年1から2月の売上が前年または前々年の同月比で20パーセント以上減少した地元中小事業者も対象となります。申請期限は3月22日までとなります。社会福祉施設感染症対策支援金とあわせて申請することができますので、貴会におかれましても制度周知へのご協力を賜りますようお願いいたします。
引き続き、感染症の動向や国による支援策等を踏まえながら、様々な事業者支援策を検討しますので、ご理解とご協力をお願いします。
回答 高齢者支援課、商業観光課