R4-15 要望書(天王台地域の住民有志)
団体名
天王台地域の住民有志
陳情・要望年月日
令和4年10月24日
陳情及び要望
天王台地域の住民として、次の交通関係の改善を要望いたします。
要望事項
1. 東我孫子駅のバリアフリー化を求めます。
東我孫子駅の北側から駅プラットフォームに入る入口は、高齢者や障害者、大型スーツケース持参者、ベビーカー使用者、車椅子使用者等には、通行困難で大変に危険です。そこで、
(1) 北側入り口の階段をスロープにして下さい。
(2) 階段北側のアーチ状の柵を撤去して下さい。
かつて自転車の踏切事故があったのでJRと相談して設置したとのことですが、現在は踏切に遮断機が設置されて、列車通過時の通り抜けの心配はないので、撤去しても事故の再発はないはずです。バリアフリーの環境を整備して下さい。
2. 東我孫子駅東側の踏切に入る南側の南北道路を拡張して、通学路の安全を確保して下さい。この道路は二小に通う児童の通学路であり、踏切よりも幅が狭く、車の通過時には児童が、雨の日に傘をさす際には特に、駐車場に避難して車を避ける状況です。駐車場に家が立つ前に市で購入して道幅を拡張して下さい。
3. 天王台駅南口のJR資材置き場の跡地の利用方法について、住民の意見を聞き、早急に計画を立てて下さい。例えば、現行道路の拡張をして車と人の通行を円滑にするか、グリーンゾーン(通り抜け可能でベンチのある憩いのミニ公園)を造るなど、検討して下さい。
4. 以上3点について文書で11月中旬までにご回答いただくようお願いいたします。
以上
回答部課
企画総務部 企画政策課、建設部 道路課
回答年月日
令和4年11月17日
回答内容
1.東我孫子駅のバリアフリー化を求めます。
東我孫子駅構内に向かう経路(踏切)については、高齢者や小さなお子様連れの方が使いやすくなるよう、段差の解消や階段の拡幅改良、側溝への転落事故防止策などについて、駅利用者の利便性向上と安全性確保のための改善を我孫子市のほか成田線沿線の7自治体(我孫子市、柏市、印西市、栄町、成田市、茨城県利根町、河内町)で構成する成田線活性化推進協議会を通じて、毎年JR東日本へ要望しているところです。
JR東日本からは、「段差を解消する工事を行う場合は、道路の位置が高いため、道路を削り線路と同一の高さとするか、線路をかさ上げし道路の高さと同一とするかの工事が必要であり、改修には多額の費用を要するため、非常に困難な状況で、現在のところ、工事の予定はありません。また、北側階段については、駅構内であるため、通り抜けを禁止しています。」との回答を受けています。
なお、進入禁止の鉄柵については、利用者の安全性を最大限に考え、JR東日本と協議を継続しておりますが、現在のところ撤去は難しい状況です。
今後も、東我孫子駅の利便性向上について要望と協議を継続していきますので、ご理解とご協力をお願いします。 (企画政策課、道路課)
2.東我孫子駅東側の踏切に入る南側の南北道路を拡張して、通学路の安全を確保してください。
通学路の安全対策については、教育委員会が中心となり、道路管理者や警察、各小学校やPTA等で実施している通学路交通安全対策プログラムにおいて検討し、実施しています。
また、道路の拡幅についても、市の財政状況からすべてに対応をすることが難しい状況です。
当該箇所については、通学路交通安全対策プログラムの該当個所とはなっていませんが、引き続き「学童注意」の路面標示等により安全対策を行いますので、ご理解とご協力をお願いします。 (道路課)
3.天王台駅南口のJR資材置き場の跡地の利用方法について、住民の意見を聞き、早急に計画を立てて下さい。
天王台駅南口駅前用地については、現在、天王台駅の工事における資材置き場としてJR東日本と賃貸借契約を締結し利用いただいております。今後につきましては、天王台駅を通る緩行線(千代田線)及び快速線のホームにホームドアが設置される予定となっており、しばらくの間、同様の活用となることを想定していますが、市としましても工事の状況を見ながら、完了後を見据えた当該用地の活用について検討を進めていく予定としていますので、ご理解をお願いいたします。 (企画政策課)